薬作り職人のブログ

新薬のアイデアを考える人から見たいろんな話。

スポンサーサイト はてなブックマーク - スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

このエントリーをはてなブックマークに追加

[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

ビオレの名前の由来。 はてなブックマーク - ビオレの名前の由来。

blogranking.gif

ビオレといえば、お肌のお手入れの代名詞といえる化粧品。

ビオレ


そんなビオレの名前にも由来があります。

Bioreの語源は、「Bios」+「Ore」。
2つの単語ともギリシャ語で、
満ち足りた(Ore)生活(Bios)を意味しています。

お肌の調子がいいと、前向きで充実した生活が得られる、
なんて言うメッセージが込められているそうです。
もちろんその逆も真、ですよね。

うちの息子も、この手の洗顔フォームを使うようになりました。
そんな青春突入直前のお年頃、
いい話きかせてくれるのはいつかな~。

↓↓いつも応援ありがとうございます。m(_ _)m↓↓。
blogranking.gif

人気ブログランキングへ(モバイルの方はこちらから)


このエントリーをはてなブックマークに追加

[ 2009/08/15 21:16 ] 薬の名前の由来 | TB(-) | CM(-)

サロンパスの名前の由来。 はてなブックマーク - サロンパスの名前の由来。

blogranking.gif

「サロンパス」といえば、
ねんざや打ち身、筋肉痛には欠かせない薬です。

日本の貼り薬の代表とも言えるサロンパス。
誕生は今から70年以上前の昭和9年(1934年)。
サロンパスの主成分であるサリチル酸メチルは、
痛みがある部分を刺激して血流を改善します。

打ち身などで筋肉に炎症がおこったり、
スポーツをして筋肉に大きな負荷がかかったりすると、
筋肉が硬くなって血行が悪くなります。
すると、痛みの原因となる疲労物資(乳酸など)が、
筋肉の中にたまっていき、痛みが起こります。

サロンパスを筋肉痛の部位に貼ると、
血行が良くなり疲労物質が少なくなることで、
痛みが引いてくるという訳です。

サロンパスの名前の由来
サロンパスの主成分である「サリチル酸メチル」と、貼り薬の種類を表す「プラスター剤」という言葉を結びつけて「サロンパス」と命名されたそうです。

プラスター剤とは、日本薬局方によれば
「通例、布、又はプラスチック製フィルムなどに延ばし
若しくは封入し、皮膚に粘着させて用いる外用剤」
と定義される薬です。
なんか、むつかしいけど、要は貼り薬の一種です。
(貼り薬には、もう1つパップ剤という種類があります)

ちなみに、サロンパスには、
「新サロンパスBE内服液」なんて名前のドリンク剤、
なんてのもあります。

サロンパスの飲み薬


といっても、これは貼り薬のサロンパスとは異なり、
ビタミンB1とビタミンE、無臭ニンニクを配合したもの。
眼精疲労や肩こりに効果があるそうです。
筋肉の硬さをとる、と言う点では、
貼り薬のサロンパスとおなじですね。

↓↓いつも応援ありがとうございます。m(_ _)m↓↓。
早くも夏バテ気味、気合いの応援ポチをお願いします。
blogranking.gif
このエントリーをはてなブックマークに追加

[ 2009/07/19 23:15 ] 薬の名前の由来 | TB(-) | CM(-)

エーザイの名前の由来。  はてなブックマーク - エーザイの名前の由来。 

blogranking.gif

栄養剤のチョコラBBやユベラ、胃腸薬のサクロン、スキンケアのザーネクリーム、乗り物酔い止めのトラベルミン、、などで知られる製薬会社「エーザイ」。

エーザイのマーク


その名前は、1941年エーザイの創業者である内藤豊次によって設立された「日本衛材株式会社」に由来しています。「衛材」というのは「衛生材料」という言葉を表しており、1955年、この「衛材」をカタカナ書きにした「エーザイ」が正式な会社名となりました。

内藤豊次氏は、自著のなかで、「日本衛材」から「エーザイ」への社名変更について次のように語っています。
「日本衛材という社名は、すでによく売り込まれてきたが、しかしこの社名は第一に書くのに手間がかかり、第二に電話帳で引いても『日本』という字が何頁もつづいていて見つけるのに骨がおれ、第三に衛材の字が包帯材料業なるかのごとき印象を与えやすいというので、これを簡素化して、『エーザイ』と片仮名で表示することに決めた」(エーザイのサイトから)

いろいろと考えるところがあったんですね。その当時の国内の製薬会社は、武田、三共、山之内、なんて具合に、漢字だらけの名前だったので、カタカナの名前のエーザイは相当にインパクトがあったと思います。

電話帳のくだりは、ああなるほど、昭和らしい話だな、と思いました。ネット時代の今では、検索したら一発なんでしょうけど。

ちなみに、エーザイという社名は、アルファベット表記では「Eisai」と書きますが、ローマ字読みだと「エーサイ」によめますね。なんで「Eizai」としなかったのか、という理由については、エーザイ社員に受け継がれている言い伝えがあり、

1)医学はドイツが本家である。"sa"はドイツ語読みで、「サ」でなく「ザ」である。
2)sは形がきれい。
3)zは、アルファベットでは最後の文字。

なんて事情があるそうです(これもエーザイのサイトから)。しかし、社内の言い伝えまでオープンに公開するエーザイの姿勢には頭が下がります(笑)。


↓↓いつも応援ありがとうございます。m(_ _)m↓↓。
梅雨でバテ気味、気合いの応援ポチをお願いします。
blogranking.gif

このエントリーをはてなブックマークに追加

[ 2009/07/12 17:57 ] 薬の名前の由来 | TB(-) | CM(-)

ドブポンの名前の由来。 はてなブックマーク - ドブポンの名前の由来。

人気ブログランキング


ドブポン(テルモ・協和発酵キリン、主成分塩酸ドブタミン)は、急激に心臓の機能が弱まり循環機能が低下した時に、心臓の働きを高めるために用いる薬です。ドブポンは「強心剤」と呼ばれる薬です。心臓の収縮は、心臓の筋肉にあるβアドレナリン受容体というタンパク質が活性化されることで強められるのですが、ドブポンはβアドレナリン受容体に結合してこれを活性化させることで、心臓の収縮力を高めます。

ドブポンの名前の由来
ドブポンの主成分である塩酸ドブタミンを、シリンジポンプを用いて投与することから、ドブタミンとポンプを組み合わせて「ドブポン」と命名されたそうです。

シリンジポンプとは、静脈の中に持続的に薬液を注入するために用いられる装置で、私たちがネズミさんとする実験でもよく使用します。薬が入った液体をシリンジ(注射器)にいれて、このポンプにセットすると、シリンジのピストンが一定の速度で押されるので、一定の速度で薬液が押し出され、シリンジから血管に差し込んだ管を通して体内へと投与されます。

20090516.gif

ドブポンは、急激に心臓の機能が弱まり、緊急の治療が必要な患者さんのための薬です。そのため、最初からシリンジに薬液が注入されており、そのままシリンジポンプへ接続することが出来ます。ドブポンを製造しているのは、シリンジポンプ&注射器メーカーの雄「テルモ」。納得です。


↓↓いつも応援ありがとうございます。m(_ _)m↓↓。
今日も変わらぬ応援ポチをお願いします。
人気ブログランキング

このエントリーをはてなブックマークに追加

[ 2009/05/16 09:55 ] 薬の名前の由来 | TB(-) | CM(-)

リレンザ(ザナミビル)の名前について調べてみました。 はてなブックマーク - リレンザ(ザナミビル)の名前について調べてみました。

インフルエンザ治療薬として用いられている「リレンザ」

この「リレンザ」という名前は、
Relenza = relieve influenza
すなわち「インフルエンザ(influenza)から救う(relieve)」
という意味を持っています。

このことについては、以前、このブログでも取り上げました。

さてリレンザの主成分はザナミビル (Zanamivir) という化合物。では、このザナミビルの名前はどこから来てるのでしょうか。

というわけで、推測の域ではありますが、調べてみました。

薬の成分名(正式には一般名といいます)は、世界保健機構(WHO)が決めた、世界共通のルールに従って命名されます。

基本的に、新しい薬の一般名を決める場合、共通のメカニズムを持つ薬には、共通の接頭語もしくは接尾語を付けることになっています。

ザナミビルの作用メカニズムは、インフルエンザウイルスが持っている「ノイラミニダーゼ」という酵素の働きを阻害するというもの。インフルエンザウイルスが感染細胞から放出され他の細胞に感染を広げるためには、このノイラミニダーゼの働きが必要になります。

WHOのルールによると、ザナミビルのようなノイラミニダーゼ阻害作用をもつ薬には、「amivir」という接尾語をつける、ということになっています。ザナミビル(Zanamivir)の場合だけでなく、オセルタミビル(タミフルの一般名:Oseltamivir)でもこのルールは守られています。

この「amivir」のなかの「vir」は、virus(ウイルス)に由来していると思われます。実際、インフルエンザ治療薬だけでなく、他のウイルス感染症治療薬に用いられています。

また、「ami」というのはneuraminidase(ノイラミニダーゼ)のなかのamiから取られたのではないかと考えられます。

となると、残りは「Zan」ということになりますが、これについてははっきりとした根拠はありません。ただ、ザナミビルを発売しているグラクソ・スミスクライン社には「ザンタック(Zantac)」という有名な薬があり、この「Zan」と共通した由来があるのではないかと思われます。

ちなみにザンタックで「Z」を用いた理由は、「アルファベットの最後という点から、他剤の商品名との区別化をはかる」というものだそうです。

こうやって、薬の名前の由来を推理していくのは、なかなか面白いものです。休日の暇つぶしにはもってこい、ですね。


皆様の応援が頼りです~。
応援クリックお願いします。

人気ブログランキング



このエントリーをはてなブックマークに追加

[ 2009/05/03 15:44 ] 薬の名前の由来 | TB(-) | CM(-)
 

スポンサードリンク

この日記のはてなブックマーク数

このブログが生まれて
最近のコメント
プロフィール

薬作り職人

Author:薬作り職人
十数年、新薬の研究に携わる研究者(薬理系)でした。2012年4月から、企画職として、新薬のアイデア作りなどの仕事に取り組むことになりました。

薬学生向けの季刊誌MILで、「名前で親しむ薬の世界」「薬作り職人の新薬開発日記」って言うコラムを連載してました。

観光地で売ってるミニ提灯集めてます。妻子持ち(2児の父)、嫁さんからぐうたら亭主と呼ばれます。


薬&提灯 詳しくは
病院でもらった薬の値段
http://kusuridukuri.cho-chin.com/

お薬の名前の由来
http://drugname.onmitsu.jp/

ミニ提灯データベース
http://kentapb.nobody.jp/
でどうぞ。


本ブログに関するご質問・ご意見などはこちらまで↓
ご使用の際は、@マークを半角に直してください。

kentapb@gmail.com

トラックバック


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...