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薬作り職人のブログ

新薬のアイデアを考える人から見たいろんな話。

緑色の化合物を見てみたい。 はてなブックマーク - 緑色の化合物を見てみたい。

いままで、新薬のスクリーニングで、
1000種類以上の化合物を調べてきたのですが、
研究所で作られた化合物の中で、
緑色をした化合物というのは見たことがありません。
世の中、主成分が緑色の薬がない訳ではないのですが。
(胃薬のサクロンの成分、銅クロロフィリンナトリウムとか)

私が評価する、ほとんどの化合物は、白い粉。
溶かすと透明になります。
ときどき黄色い粉。溶かすとレモン色。
茶色い粉、黒っぽい粉は、たまに出ます。
溶かすと、何ともいえない色。
緑色のは、、ないですね。赤いのも、青いのもみません。
(もしかしたら、私が見てないだけかも)

測定する私たちに取っては、白色、無色が都合がいいです。
普段の実験では、吸光光度計って測定器械をつかって、
色の濃さから薬の作用を測ることが多いからです。

色が消えたら効いてる、とか
青色が出てきたら効いてる、とか、いろいろです。
もともとの化合物に色がついてると、
その色が邪魔をして薬の作用がうまく測れません。

最近は、いい測定法が出来て、
化合物の色に影響されるってことは、あまりなくなりましたが、
それでも色付きの化合物はあんまり出てきません。
合成屋さんの方で、わざと作らないようにしてるのかな?
それとも、色付きの化合物は、安全性に問題があるんだろか?
確かに、胃とか腸が変な色に染まってしまうのはマズそう。

でも、緑色の化合物は見てみたいです。
葉っぱみたいなきれいな緑色。
誰か作ってくれないかな。

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[ 2007/05/23 21:53 ] お薬作りの日記 | TB(-) | CM(-)
 

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プロフィール

薬作り職人

Author:薬作り職人
十数年、新薬の研究に携わる研究者(薬理系)でした。2012年4月から、企画職として、新薬のアイデア作りなどの仕事に取り組むことになりました。

薬学生向けの季刊誌MILで、「名前で親しむ薬の世界」「薬作り職人の新薬開発日記」って言うコラムを連載してました。

観光地で売ってるミニ提灯集めてます。妻子持ち(2児の父)、嫁さんからぐうたら亭主と呼ばれます。


薬&提灯 詳しくは
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