薬作り職人のブログ

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研究者を殺すものは何か。 はてなブックマーク - 研究者を殺すものは何か。

研究者に必要なものってはいろいろあるけど、大事なのはやっぱり「好奇心」でしょう。「研究者を殺すものは何か」といわれたら「好奇心の消失」って答えてもいいかもしれません。

 

研究ってのは、成功より失敗のほうが多い世界。そんななか、前向きに進むための原動力は「何が起こってるのか知りたい」「こんなものを作ってみたらどうなるんだろう」「どんな仕組みでこの現象がおこってるんだろう」という好奇心。

 

好奇心が研究の原動力を生み出し、この原動力は、ふつうの人から見たら馬鹿馬鹿しいほどの量の実験、トライエンドエラーの繰り返しの日々をサポートしてくれます。そんな中から、一握りのビックデータを見出す検出力をサポートするのも好奇心です。「思った結果と全然違うけど、それはなんでだろ」という好奇心がさらなる実験を行う原動力となり、ビックデータを引き寄せる。

 

逆に、好奇心がなくなると、研究に対するモチベーションが低下します。それは、やりたいことをやる「研究者」から、「やらなくてはいけない実験」をこなすだけの「実験技術者」になってしまうことを意味します。研究者を殺すには、好奇心を奪ってやれば良い、ということですね。

 

好奇心ってのは人から与えられるものではなく、自ずから湧いて出てくるもの。とすれば、研究者ってのは、なりたくてなる職業であり、言われてなる、他人から勧められてなる職業ではないでしょう。後者のようなきっかけで研究(のようなことをする)の世界に入った人は、大抵、泥沼の生活に巻き込まれ苦労します。これは、好奇心という原動力がないまま、目の前の世界に向き合わないといけないからだと思います。

 

研究の世界から離れて半年、離れてみると離れた分だけ好奇心が湧いてきます。このあたりは、なかなか寂しいところではあります。で、現場の人の「好奇心」の程度ってのが、第三者的に感じ取れるってのもフクザツな心境です。みんながみんな、好奇心に満ち満ちた顔をしていてくれればいいのですが。。

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[ 2012/10/26 23:58 ] お薬作りの日記 | TB(-) | CM(-)
 

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プロフィール

薬作り職人

Author:薬作り職人
十数年、新薬の研究に携わる研究者(薬理系)でした。2012年4月から、企画職として、新薬のアイデア作りなどの仕事に取り組むことになりました。

薬学生向けの季刊誌MILで、「名前で親しむ薬の世界」「薬作り職人の新薬開発日記」って言うコラムを連載してました。

観光地で売ってるミニ提灯集めてます。妻子持ち(2児の父)、嫁さんからぐうたら亭主と呼ばれます。


薬&提灯 詳しくは
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