薬作り職人のブログ

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ナゾネックスの名前の由来 はてなブックマーク - ナゾネックスの名前の由来

ナゾネックス(MSD、主成分 モメタゾンフランカルボン酸エステル水和物)という名前の薬があります。アレルギー鼻炎の薬で、鼻に噴霧して使う点鼻薬です。ナゾネックスは、いわゆるステロイド剤で、強力な抗炎症作用を示します。ナゾネックスは、鼻の粘膜に直接作用することで効果を示す一方、体内ではすみやかに代謝を受け薬効を失います。そのため、全身性のステロイド剤の副作用がでることはほとんどありません。

 

最初に「ナゾネックス」という名前を聞いたときは、そのインパクトの高さに驚いたのを覚えています。「ナゾ」が「謎」に思えてしまって、まさに「謎の薬、ナゾネックス」という感じ。もともと海外の会社が開発した薬なんで、「ナゾ=謎」ではないんだろな、というのはさすがにわかったのですが、どうしても名前の由来は気になります。

 

薬によっては、インタビューフォーム(薬剤師むけの医薬品に関する製品情報)に商品名の由来が掲載されています。

 

ナゾネックスの名前の由来(インタビューフォームから)

鼻を意味する Nasal と新世代を意味する Next Generation を組み合わせて命名された。

 

鼻炎の薬で点鼻薬、ということで「鼻の」という言葉がキーワードの「ナゾ」だったんですね。言われてみれば「ああそうか」と思えるのですが、最初聞いた時にそう思えないのは、やはり日本語で「謎」を思い浮かべてしまうからでしょうか。

 

あと、Next generationでネックスというのは、「ペプシネックス」なんていうのと同じ使われ方なのでしょうね。とはいえ、薬の世界で「next generation」と堂々と言い切ってしまうのは、似たような薬がうようよしている現状では、なかなか度胸がいるものだと思います。このナゾネックスが、どれくらいその名に値するのかというのは微妙なところではありますが。。。

 

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[ 2012/07/23 22:14 ] お薬作りの日記 | TB(-) | CM(-)
 

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薬作り職人

Author:薬作り職人
十数年、新薬の研究に携わる研究者(薬理系)でした。2012年4月から、企画職として、新薬のアイデア作りなどの仕事に取り組むことになりました。

薬学生向けの季刊誌MILで、「名前で親しむ薬の世界」「薬作り職人の新薬開発日記」って言うコラムを連載してました。

観光地で売ってるミニ提灯集めてます。妻子持ち(2児の父)、嫁さんからぐうたら亭主と呼ばれます。


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