薬作り職人のブログ

新薬のアイデアを考える人から見たいろんな話。

スポンサーサイト はてなブックマーク - スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

このエントリーをはてなブックマークに追加

[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

ヒトを数字で説得させたいなら。 はてなブックマーク - ヒトを数字で説得させたいなら。

「すごい人気です!ぜひ、企画化しましょう」なんて言っても、エライ人はいうこと聞いてくれません。

 

で、「すごい人気というのは、何を基準としていっているのか」という質問が当然やってきます。「すごい人気」というのが根拠(すごい曖昧ですが)なのですが、それをきちんと具体的に説明できなくてはいけません。

 

で、この答えで一番役に立つ(通じやすい)答え、何らかの調査方法で得られた数字です。そして、数字には「公的機関のサーベイでは◯◯」「先日行ったサンプリング調査では◯◯」みたいな感じで、少なくとも信頼出来るもしくは社内で裏付けが取れる方法でどうだったのか、という情報も付けなくてはいけません。

 

その数字を元にして、いろいろなストーリーを作り、「いかに自分の提案が有望であるか」いうことを説得させて行くわけです。もちろん、数字だけで説得させるわけには行きませんが、かと言って、数字がないと非常にぼんやりとした提案になってしまい、説得がはるかに難しくなるのは確かです。

 

ということで、説得させるための数字ってのは大事です。もし数字を前に出して人を説得させたいのなら、その数字にはある程度の確度が必要です。数字を出してくる人によってあまりにも激しいブレがあっては、数字の信頼性が揺らぎ、その数字に基づくストーリー自体も印象が悪くなってしまいます。ストーリーの本質が良くても、その前提に不安があると、ストーリー自体が成立するのか、という余計なリスクを背負ってしまうというわけです。

 

数字を誇張することで一時しのぎの印象付けをすることは、確かに可能です。ただ、それは現実に基づいたストーリーではなく、提案者の頭の中だけで作られたストーリーに近くなります。現実の企画において、予想と乖離するリスクは背負わないといけません。そのときには、数に基づいた提案は信じてもらえなくなり、それ以外の具体的内容でしか説得材料を作れない(そしてそれを通すのはとても難しい)なんてことも起こりえます。

 

きちんと数を見積もること。現実と乖離させないこと。ヒトを数字で説得させたいなら、この2つは外せないとおもいます。

 

関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加

[ 2012/06/30 12:28 ] お薬作りの日記 | TB(-) | CM(-)
 

スポンサードリンク

この日記のはてなブックマーク数

このブログが生まれて
最近のコメント
プロフィール

薬作り職人

Author:薬作り職人
十数年、新薬の研究に携わる研究者(薬理系)でした。2012年4月から、企画職として、新薬のアイデア作りなどの仕事に取り組むことになりました。

薬学生向けの季刊誌MILで、「名前で親しむ薬の世界」「薬作り職人の新薬開発日記」って言うコラムを連載してました。

観光地で売ってるミニ提灯集めてます。妻子持ち(2児の父)、嫁さんからぐうたら亭主と呼ばれます。


薬&提灯 詳しくは
病院でもらった薬の値段
http://kusuridukuri.cho-chin.com/

お薬の名前の由来
http://drugname.onmitsu.jp/

ミニ提灯データベース
http://kentapb.nobody.jp/
でどうぞ。


本ブログに関するご質問・ご意見などはこちらまで↓
ご使用の際は、@マークを半角に直してください。

kentapb@gmail.com

トラックバック


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...