薬作り職人のブログ

新薬のアイデアを考える人から見たいろんな話。

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思い切って、どんどん捨てました。 はてなブックマーク - 思い切って、どんどん捨てました。

怒涛の3月が終わり、いよいよ明日は年度末最後の勤務日です。

残務整理と異動のための荷造りがおわり、居室の机やよく使っていた実験台の周りのお掃除と整頓も済ませて、ようやく一息つきました。

机の引き出しの中の大整理ということで、思い切って中身を見ずにどんどん物を捨てました。物といっても、ほとんどのものは、昔読んだ論文なのですが。

いろんなプロジェクトに関わってきたということで、いろんな分野の論文が雑多にファイルされています。最近の論文はPDFで保存してるので、残っているものは昔読んでた古いものがほとんど(雑誌が会社が契約していれば、雑誌社のサイトからPDFダウンロードすることはもちろんできます)。アブストラクトの横に書き込みがあったりなかったり、ラインマーカーがたくさん引いてあったりなかったり。ほんとにこの論文読んだんだっけ、なんてのもあったりします(というか、そっちのほうが多いかも?)。もちろん、タイトル見たら中身が浮かぶものもやっぱりあります。そういう論文でも、細かいとこまで覚えてるって言うよりは、エッセンス、鍵となる事実だけを頭が掴んでいる、っていう感じでしょうか。

読んだ論文を、紙の形でずっと持ってることに意味があるのか?っていうのは、前から思うところはありました。紙のほうが読みやすいとか書き込みしやすいというのはありますが、一度読んでエッセンスを吸収してしまえば、論文全体をとっておく必要は必ずしもありません。こんな事実を報告していた論文はこれ、ということさえわかればいいわけで、電子ベースでもぜんぜん問題はありません。

それでも、紙の論文をとっておいてしまうのは、やはり「実体をもつ」というのが理由のような気がします。コンピューターの中にあって触れないPDFファイルより、触って重みを感じる紙になんとなく愛着を感じて捨てられない。。本とか雑貨とかいろんなものに感じるのと同じ感覚なんでしょうね。

逆に、PDFファイルは、実体がないから「あるのかないのか意識できない」ようになってしまい。ハードディスクの肥やしとなる可能性が非常に高い、なんてこともあります。紙だろうがPDFだろうが、時間が経てばどんどんたまるというのは、(理由は違えど)同じことなのでしょうね。

ちょっと色あせた論文の束を、どのまま廃紙置き場へと持っていきます。ちょっとした山?のようになりましたが、そのぶん机の中身はすっきりしました。それなりに長かった実験生活で吸収したエッセンスはきちんと頭に残しておいて、次の部署では新しいものをどんどん入れていきたいと思います。



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[ 2012/03/29 23:13 ] お薬作りの日記 | TB(-) | CM(-)
 

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プロフィール

薬作り職人

Author:薬作り職人
十数年、新薬の研究に携わる研究者(薬理系)でした。2012年4月から、企画職として、新薬のアイデア作りなどの仕事に取り組むことになりました。

薬学生向けの季刊誌MILで、「名前で親しむ薬の世界」「薬作り職人の新薬開発日記」って言うコラムを連載してました。

観光地で売ってるミニ提灯集めてます。妻子持ち(2児の父)、嫁さんからぐうたら亭主と呼ばれます。


薬&提灯 詳しくは
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