薬作り職人のブログ

新薬のアイデアを考える人から見たいろんな話。

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学会の見方。 はてなブックマーク - 学会の見方。

今週は、京都の学会に行って来ました。今の部署から学会行くのはこれが最後。

普段、学会に行く時には、まず、自分がやってる実験・仕事に関連する演題を最優先で見に行きます。次に、自分の部署に必要となる情報(同僚から頼まれたり、自分で意識したり)を取りに回り、最後に、現在の仕事には関連が低いけど自分が興味がある演題を見に行きます。人から頼まれたものとかは、メモとかきちんと取らないといけないので結構大変です。

今回は、実験生活から離れることが決まり、同僚からも情報取りのリクエストが少なかったことから、自分の興味中心に会場を回ることにしました。そうすると、学会の演題の見方がだいぶ違ってきます。

自分の仕事以外の演題をたくさん見て、それらのつながりを考える。そのために、細かい実験結果を見るよりも、実験結果から研究者の考えや意図を読み取る(もちろん、データの吟味をしないわけではないですが)。あんな考え、こんな考え、をみて、沢山の研究者の人と話をしているうちに、それらをつなぎあわせて新しいアイデアが湧いてくる。

自分の仕事に関連した演題とか、人から頼まれた演題をただメモするだけでは、こういう考えにはなかなか至りません。書くだけで終わってしまい、細切れな情報が頭の中に残るだけ。おそらく、普通のアカデミアの研究者の方は、聞かなきゃ・メモしなきゃの縛りがないので、上に書いたようなアイデアが湧く体験をたくさんしてるんだと思います。

実験生活から離れることで、こういう学会の見方がやっとできるようになる、というのも、なんだか変な感じですね。
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[ 2012/03/17 22:55 ] お薬作りの日記 | TB(-) | CM(-)
 

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薬作り職人

Author:薬作り職人
十数年、新薬の研究に携わる研究者(薬理系)でした。2012年4月から、企画職として、新薬のアイデア作りなどの仕事に取り組むことになりました。

薬学生向けの季刊誌MILで、「名前で親しむ薬の世界」「薬作り職人の新薬開発日記」って言うコラムを連載してました。

観光地で売ってるミニ提灯集めてます。妻子持ち(2児の父)、嫁さんからぐうたら亭主と呼ばれます。


薬&提灯 詳しくは
病院でもらった薬の値段
http://kusuridukuri.cho-chin.com/

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http://drugname.onmitsu.jp/

ミニ提灯データベース
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