薬作り職人のブログ

新薬のアイデアを考える人から見たいろんな話。

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さよなら、実験生活。 はてなブックマーク - さよなら、実験生活。

実験生活との別れは、唐突にやって来ました。朝のメールチェックで見かけた、「所長室に○○時に出頭してください」というシンプルなメール。

年度末のこの時期は、人事異動の季節です。もちろん、研究所も例外ではありません。毎年、数人は研究現場を離れる人事異動が行われます。今まで、多くの人を見送って来ましたが、いよいよ自分なのか、本当にそうなのか。。出頭の時刻まで、落ち着かない時間が流れます。

時間になり、所長室に出頭すると、早速、異動の内示をいただきました。

内容は、4月からの企画部門への転出。会社入って十数年、大学時代からだと20年近い実験生活を送って来ました。その実験生活に、ひとまずピリオドを打つということです。

企画部門というのは、会社の戦略を策定したり、新規計画を策定したりするところ。研究所が実働部隊であれば、企画部門は参謀本部。足を使って情報を集め、頭を使って情報を整理し策を練る。策士の集まりのようなものです。

この数年、実験の比率はだいぶ減って、部署の戦略策定などを担当してきました。企画部門に仕事を現場レベルでやってたようなわけで、「こんな仕事も面白いよな」と思いはじめたそんな中での異動の内示でした。所長からは、「研究能力、プレゼン能力、英語力などを勘案して選んだ、研究所代表として頑張って欲しい」とのコメントをいただきました。お世辞が入ってるとはいえ、こういう評価をいただけるのはありがたいことです。

実験生活はとりあえず終了ですが、薬作りの現場から離れるわけではありません。薬作りというのは、企画部門が設定した明確なロードマップに、研究所のもつ優れた研究能力が合わさることで、初めてスムーズに動きます。つまり、企画部門では、自分のやることの一つ一つがダイレクトに会社の成果に影響するということでもあります。実験室での実験生活では、ここまで自分の仕事の感触を得る機会というのは少ないのではないかと思います。そういう意味では、すごく楽しみな異動でもあります。

これまで似たようなことはしてきたものの、やはり全く畑違いの部門への異動。不安もありますが、新天地というまっさらなキャンバスに、今までの経験という絵の具で大きな絵を書いてみたいと思っています。
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[ 2012/03/09 22:27 ] お薬作りの日記 | TB(-) | CM(-)
 

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薬作り職人

Author:薬作り職人
十数年、新薬の研究に携わる研究者(薬理系)でした。2012年4月から、企画職として、新薬のアイデア作りなどの仕事に取り組むことになりました。

薬学生向けの季刊誌MILで、「名前で親しむ薬の世界」「薬作り職人の新薬開発日記」って言うコラムを連載してました。

観光地で売ってるミニ提灯集めてます。妻子持ち(2児の父)、嫁さんからぐうたら亭主と呼ばれます。


薬&提灯 詳しくは
病院でもらった薬の値段
http://kusuridukuri.cho-chin.com/

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http://drugname.onmitsu.jp/

ミニ提灯データベース
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