薬作り職人のブログ

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仕事場での「この子」や「あの子」 はてなブックマーク - 仕事場での「この子」や「あの子」

仕事場では、「この子」とか「あの子」なんて言葉が出てくることがときどきあります。生き物だけでなく、いろんなものに対して使うんですが、こういう呼び方をするものたちに共通してるのは「個性がある」ってとこでしょうか。

その1:「ネズミさん」。沢山のネズミさんを相手にしてると、おちつかなかったり、逆にすごく落ち着いてたり、いろんな性格がみてとれます。そんなとき、「あの子はちょっと(薬を)飲ませにくいよね」とか「この子はとっても扱いやすい」とか言ったりします。

その2;「細胞さん」。細胞は、培養条件によって増え方や薬に対する反応の仕方が変わってきます。細胞さんの中には、厳密な条件設定をしないとデータがとれない種類のものも多いです。そんなとき、「この子は、ちょっと気むずかしいよね」なんて感じで使います。

その3;「開発中の化合物」。新薬候補として開発してる化合物のことを「この子」とよぶ人は結構多いです。これは、単なる擬人化というよりは、自分たちが育てている「子ども」というのをイメージしている感じですね。この言い方には、目の前にある薬の卵について、その長所や短所を世の中で一番知ってるのは、実験している自分たち、という自負がこもってるんだと思います。いろんな欠点はあるかもしれないけれども、その欠点を補う長所をみつけたり、欠点を長所にできるような使い方をみつけたり、まさに親のような見方ですね。あまりに子供のほうを向きすぎて、「親ばか」にならないようにするのは、もちろん必要ですね。
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[ 2012/01/22 20:50 ] お薬作りの日記 | TB(-) | CM(-)
 

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薬作り職人

Author:薬作り職人
十数年、新薬の研究に携わる研究者(薬理系)でした。2012年4月から、企画職として、新薬のアイデア作りなどの仕事に取り組むことになりました。

薬学生向けの季刊誌MILで、「名前で親しむ薬の世界」「薬作り職人の新薬開発日記」って言うコラムを連載してました。

観光地で売ってるミニ提灯集めてます。妻子持ち(2児の父)、嫁さんからぐうたら亭主と呼ばれます。


薬&提灯 詳しくは
病院でもらった薬の値段
http://kusuridukuri.cho-chin.com/

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http://drugname.onmitsu.jp/

ミニ提灯データベース
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