薬作り職人のブログ

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実験の足腰を決定づけるもの。 はてなブックマーク - 実験の足腰を決定づけるもの。

日本分析化学会という学会が「ぶんせき」という月刊の機関紙を出しています。

分析化学というのは、世の中のいろいろな物質の分離・検出・定量のための理論や技術について研究する学問。。もちろん、薬作りにおいても、ものすごく重要な学問です。

分析化学があるからこそ、ものの量をきちんと測定することができます。ものの量をきちんと測定することができて初めて、色々な基準値の設定や、基準値との比較を通じた議論が可能になります。

「ぶんせき」では、ここ数ヶ月、「入門講座 化学分析のしかた」という連載をしていて、読んでみるとこれがとても面白いです。化学分析のしかた、とありますが、いろいろな実験をするにあたっての基本的な操作ばかりです。

連載内容はこんな感じです。

量の表しかた 数値の取り扱いかた 水の使いかた 溶液のつくりかた 
容量のはかりかた 質量のはかりかた  

この連載を読んでると、日頃、当たり前のようにしている操作について、実は様々な変動要因が含まれていて、測定値に影響を与える可能性がある、ということがわかります。

これらの変動要因の中には、測定法の原理に基づくもの、測定機器の特性に基づくもの、測定されるものの特性に由来するもの、などが含まれます。普段私たちは、きちんと更正(標準品で測定の精度を確認すること)された装置を用いて実験をしているので、あまりこのような変動要因を気にしたりしないものです。

しかし、何らかのトラブル、もしくはデータの変動などが起こった場合には、これらの要因を踏まえて、色々な可能性を考えなくてはいけません。

基本的なことこそ、いざというときの物事の足腰を決定づける大事なこと、なんだよなぁ、とこの連載を読むたびに思うのです。

機関紙「ぶんせき」
http://www.jsac.or.jp/bunseki/bunseki.html
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[ 2011/08/22 22:57 ] ひとりごと | TB(-) | CM(-)
 

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プロフィール

薬作り職人

Author:薬作り職人
十数年、新薬の研究に携わる研究者(薬理系)でした。2012年4月から、企画職として、新薬のアイデア作りなどの仕事に取り組むことになりました。

薬学生向けの季刊誌MILで、「名前で親しむ薬の世界」「薬作り職人の新薬開発日記」って言うコラムを連載してました。

観光地で売ってるミニ提灯集めてます。妻子持ち(2児の父)、嫁さんからぐうたら亭主と呼ばれます。


薬&提灯 詳しくは
病院でもらった薬の値段
http://kusuridukuri.cho-chin.com/

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http://drugname.onmitsu.jp/

ミニ提灯データベース
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