薬作り職人のブログ

新薬のアイデアを考える人から見たいろんな話。

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週末に読んだ本。「技術屋たちの熱き戦い」 はてなブックマーク - 週末に読んだ本。「技術屋たちの熱き戦い」

週末読んだ本は、「技術屋たちの熱き戦い」(永井 隆 著)。

革新的商品、ヒット商品を生み出した、企業技術者たちのサクセスストーリーを集めたドキュメンタリーです。プロジェクトXと同じようなスタイルの構成ですが、13商品のエピソードが簡潔にまとめられていて、とても読みやすい作品です。

ドラム式洗濯機、発泡酒、フェアレディZ、デジカメ、プラズマディスプレイ、、、様々な商品開発の根っこにあるのは、技術者の「優れた技術は、消費者のもとに届かないと意味が無い」という執念。

新規技術、新製品をただ生み出すだけでは意味がなく、それが消費者に受け入れられて役立たないと意味が無い。そのためには、消費者が何を望んでいるか、何に不満を持っているかをきちんと知ることが必要。そして、新しい技術と既存の技術を上手いこと組み合わせて、それらのニーズに答える製品スペックを妥協なしに絞り込んでいく。

新薬開発に携わる技術者としては、常日頃心の底で思っていることではあります。ただ、実際にそれが形として実行できているのか、については、ちょっと自信はありません。

どうしても企画部門とかにぶら下がってしまい、言われたスペックをただ追い求める、ということは、会社のシステムとしては良いのでしょう。ただ、余りそれが生き過ぎて、技術者自体が製品コンセプトとか製品スペックの追求から離れてしまうとなると、それは技術者としての楽しみというかチャンスを自ら捨ててるようなもんなんだろうな、とは思います。

明日からのお仕事にむけて、ちょっと気合を入れるにはふさわしい読みものでありました。


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[ 2011/08/14 21:49 ] ひとりごと | TB(-) | CM(-)
 

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プロフィール

薬作り職人

Author:薬作り職人
十数年、新薬の研究に携わる研究者(薬理系)でした。2012年4月から、企画職として、新薬のアイデア作りなどの仕事に取り組むことになりました。

薬学生向けの季刊誌MILで、「名前で親しむ薬の世界」「薬作り職人の新薬開発日記」って言うコラムを連載してました。

観光地で売ってるミニ提灯集めてます。妻子持ち(2児の父)、嫁さんからぐうたら亭主と呼ばれます。


薬&提灯 詳しくは
病院でもらった薬の値段
http://kusuridukuri.cho-chin.com/

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http://drugname.onmitsu.jp/

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