薬作り職人のブログ

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ラブ・ケミストリー読みました。 はてなブックマーク - ラブ・ケミストリー読みました。

この週末読んだ本は、「ラブ・ケミストリー」(喜多 喜久 著)。

ケミストリー(化学)を専攻している大学院生が主人公にした物語。主人公の大学院生は、化学における凄い能力を持っています。

ここで登場する化学とは、お薬作りにも深く関係する「有機化学」、そのなかでも、自然界の複雑な構造を持つ化学物質を、単純な材料から人の手でいちから組み立てていくという「全合成」と呼ばれる分野です。

主人公が持つ特殊な能力とは、「構造式を見るだけで、その合成ルートが頭に浮かぶ」というのは、この業界の人からみたら、喉から手が出るほど欲しい能力です。この主人公を誘拐して身代金取るとか、悪の組織のために働かせるなんてストーリーが出来てもおかしくないくらい。

さて、この物語では、主人公がちょっとした一目惚れをしたことから、その能力がなくなってしまいひと騒動。その能力を取り戻すためには、一目惚れを成功させねばいけない、、、不思議な妖精?ととも、不思議なラブストーリーがはじまります。

本の帯にはラブミステリーと書かれてますが、全然怖い要素はありません。学生時代のちょっと甘酸っぱい思いとか、研究室での研究の雰囲気(雑然とした実験卓、先生との研究進行のやりとり、研究分担をきめたら研究室一丸になって頑張る様子)とかは、数十年前に学生だった私にも懐かしくかんじます(携帯メールなんてアイテムはなかったですけどね)。

舞台となる東大の描写がやけにリアルだったり、有名な科学者の名前も実名で出てきたり、化学用語が笑いのスパイスになってたり、ちょっと化学の世界に縁がある人にはニヤリとする場面も多いかなと思います。

とにかく、一日で一気に読ませる面白さは保証します。

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[ 2011/06/19 21:56 ] ひとりごと | TB(-) | CM(-)
 

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プロフィール

薬作り職人

Author:薬作り職人
十数年、新薬の研究に携わる研究者(薬理系)でした。2012年4月から、企画職として、新薬のアイデア作りなどの仕事に取り組むことになりました。

薬学生向けの季刊誌MILで、「名前で親しむ薬の世界」「薬作り職人の新薬開発日記」って言うコラムを連載してました。

観光地で売ってるミニ提灯集めてます。妻子持ち(2児の父)、嫁さんからぐうたら亭主と呼ばれます。


薬&提灯 詳しくは
病院でもらった薬の値段
http://kusuridukuri.cho-chin.com/

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http://drugname.onmitsu.jp/

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