薬作り職人のブログ

新薬のアイデアを考える人から見たいろんな話。

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会社を動かす大きな話、をつくろう。 はてなブックマーク - 会社を動かす大きな話、をつくろう。

研究現場にいると、日々いろいろな測定機械のカタログを目にしたり、メーカーさんとお話をしたりすることがあります。

新製品の話など聞いてると、現在、だましだまし使っている測定器を思い起こし、そろそろ最新機種に鞍替したいな、と思ったりすることは日常茶飯事。もちろん、会社の財布のひもはものすごく硬く、がま口の蓋を開けさせるためには多大な努力が必要になります。とはいえ、どうにもこうにもならなくなる前になんとか手をうたないといけない、という状況。

こういう案件では、偉い人を説得するにはいろいろと策を練ります。とにかく、「なぜ欲しいのか」「なぜ必要なのか」を明確にしなくてはいけません。

通用しないのは、「他社がもう使ってるから、うちもほしい」。理由になっているようで、これは全く理由になっていません。「別に、現状で仕事が回ってるんだから、それでいいじゃない」の一言で終わり。

だから、「今の測定器ではこの実験ができないけど、新型ではこの実験ができる」位は、最低限主張しないといけません。しかし、この言い方でも「今のやり方を改良したらなんとかならないの?」「それだけのコストを掛ける意味があるの?」とあっさり返されてしまいます。

やはり、偉い人を食いつかせようとおもったら「新しい機械を入れることで、会社の戦略を大きく変えることができる」くらいの大きな話を入れないとだめです。「個別の実験がどうこう」ではなく、「個別の実験がレベルアップすることで、会社や組織の長期戦略をこう変えることができるのか」というビジョンがないと、偉い人は動いてくれないのです。

そのためには、研究者はいつも長期的なスパンで自分の仕事を考える必要があります。私も、昔は目先の事しか考えず「今これがやりたいからこれ買って」的な、駄々こねしかできませんでしたが、色々叩かれた末、すこしは大きな話を偉い人にできるようになりました。

実際に考え始めてみると、「会社を動かす大きな話」というのは、考えるだけでも楽しいものです。なかなか思ったように実現することは少ないですが、偉い人とやり取りすることで、例えうまく行かなくても沢山得るものはあります。

あとに続く後輩たちも、どんどん大きな話を考えてほしいものです。



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[ 2010/11/02 23:23 ] お薬作りの日記 | TB(-) | CM(-)
 

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プロフィール

薬作り職人

Author:薬作り職人
十数年、新薬の研究に携わる研究者(薬理系)でした。2012年4月から、企画職として、新薬のアイデア作りなどの仕事に取り組むことになりました。

薬学生向けの季刊誌MILで、「名前で親しむ薬の世界」「薬作り職人の新薬開発日記」って言うコラムを連載してました。

観光地で売ってるミニ提灯集めてます。妻子持ち(2児の父)、嫁さんからぐうたら亭主と呼ばれます。


薬&提灯 詳しくは
病院でもらった薬の値段
http://kusuridukuri.cho-chin.com/

お薬の名前の由来
http://drugname.onmitsu.jp/

ミニ提灯データベース
http://kentapb.nobody.jp/
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