薬作り職人のブログ

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細胞さんとご対面です。 はてなブックマーク - 細胞さんとご対面です。

今日は細胞さんとご対面。

ちょっと細胞さんと新しい実験をすることになったので、液体窒素タンクの中に眠っていた細胞さんとご対面です。初めて使う細胞さんなので、これまでお世話してきた人から、いろいろと培養のコツを教えてもらいます。

今回使う細胞さんはヒト由来の細胞さん。どこの誰かはわからないのですが、かつてはどこかの国で普通に過ごしていたヒトから(おそらく手術か何かの時に)採取された細胞さん。

実は、こういうヒト由来の細胞というのは結構あります。例えば、患者さんから採取した癌組織をバラバラの細胞にして培養していくと、均一な性質を持つ細胞(細胞株)を得ることが出来ます。これは、正常細胞と異なり、癌細胞は回数の制限なく分裂をどんどん繰り返すという性質があるからです。

今、私が使っている細胞さんは、どこの誰由来のものかはわかんないんですが、細胞株によっては、どこの誰由来かが広く知れ渡っているものもあります。この細胞の由来となったヒトは、もう数十年前に亡くなってしまっているのですが、細胞さん自体はバリバリの現役として世界中の研究室で使用されています。

細胞さんは、自然に湧いてきたものではありません。細胞さんそれぞれに、生まれてきたバックグラウンドがあります。あんまりこういうのを詮索するのもあれかなぁ、とも思うのですが、細胞さんのキャラクターをきっちりとつかんでおくのも実験をうまく行うには必要なこと。適度な距離を持ってお付き合いしたいものです。

細胞さんを知るための一冊。


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[ 2010/07/28 23:07 ] お薬作りの日記 | TB(-) | CM(-)
 

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薬作り職人

Author:薬作り職人
十数年、新薬の研究に携わる研究者(薬理系)でした。2012年4月から、企画職として、新薬のアイデア作りなどの仕事に取り組むことになりました。

薬学生向けの季刊誌MILで、「名前で親しむ薬の世界」「薬作り職人の新薬開発日記」って言うコラムを連載してました。

観光地で売ってるミニ提灯集めてます。妻子持ち(2児の父)、嫁さんからぐうたら亭主と呼ばれます。


薬&提灯 詳しくは
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