薬作り職人のブログ

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毛がなくてつるつるしているもの。 はてなブックマーク - 毛がなくてつるつるしているもの。

私のお仕事では、「毛がなくてつるつるしているもの」を愛用しています。私の知ってる人では、この「毛がなくてつるつるしているもの」がどうしても苦手だ、という人も多いのですが、やはりこれがあるのとないのとでは、仕事のやりやすさが全然違います。

さて、その「毛がなくてつるつるしているもの」とは一体何か。

それは「実験でお付き合いするネズミさんのシッポ」です。ネズミさんのシッポは、「毛がなくてつるつるしている」のですが、このおかげでとても実験がやりやすいものとなっています。

毛がなくてやりやすい一番の利点は、「血管が見える」ということ。ネズミさんのシッポは毛がなく、固い皮が露出しています。その皮を通じて、きれいに静脈が見えるのです。ネズミさんに静脈注射するときは、シッポの血管が一番やりやすい場所です。

また、ラット(大きいネズミ)の場合は、このシッポの血管をカミソリで傷つけることで血液を採取することも可能です。ネズミさんを軍手の中にいれてシッポだけ出せば、それだけでおとなしくなり、血液を簡単にとらせてくれます。シッポ以外の場所から血液をとろうとすると、結構面倒な事になるんですよね。

毛がない利点の二つ目は「字がかける」ということ。何匹ものネズミさんをつかうときには、ネズミさんに番号をつけなくてはいけないのですが、その番号をマジックを使って書く場所にシッポは最適なのです。毛があるところではインクが弾いたり、すぐインクがとれてしまうので、番号を書くことはできません。しっぽが無い動物だと、耳に印の切込みを入れたり、レベルをつけたり、黄色い色素(ピクリン酸)で毛にマーキングをしたり、面倒な作業が必要となります。

なんでネズミさんのシッポに毛がないのかはわからないのですが、こういうシッポをもつネズミさんには感謝したいと思います。



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[ 2010/06/22 23:09 ] お薬作りの日記 | TB(-) | CM(-)
 

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薬作り職人

Author:薬作り職人
十数年、新薬の研究に携わる研究者(薬理系)でした。2012年4月から、企画職として、新薬のアイデア作りなどの仕事に取り組むことになりました。

薬学生向けの季刊誌MILで、「名前で親しむ薬の世界」「薬作り職人の新薬開発日記」って言うコラムを連載してました。

観光地で売ってるミニ提灯集めてます。妻子持ち(2児の父)、嫁さんからぐうたら亭主と呼ばれます。


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