薬作り職人のブログ

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構造式でイメージを掴む。 はてなブックマーク - 構造式でイメージを掴む。

息子は、中学の授業で生物分野のことを習っています。

中学校だと、まだ元素記号とか構造式とかならってないので、体の中の物質の動きというのは全て言葉でならいます。

食物から糖(ブドウ糖)をとりこみ、体の中で分解してエネルギーをとりだす。余ったブドウ糖は肝臓でグリコーゲンとして蓄えられるけど、それでも余った糖は脂肪酸とグリセリンへとつくりかえられ、脂肪細胞で脂肪として蓄えられる。

言葉だけだと呪文のような感じ。息子も、流れはわかるんだけど、どうもすっきりこない感じ。どうやら、一つ一つの物質の名前からだけでは、イメージがあまりわかないようです。

こういう時は、構造式を見せるに限ります。生化学の教科書をひっぱりだして、ブドウ糖、グリコーゲン、脂肪酸、グリセリン、脂肪の構造式を息子に見せます。ついでに解糖系とクエン酸回路の図も(ブドウ糖からエネルギーを得る過程)。

もちろん、息子は構造式の意味はわからないんですが、モノとしてのイメージは単語より構造式の方がよくつかめるようです。物質の構造が体の中でどんどん変わっていき、似ても似つかない別の物質に変わっていく過程、これは構造式を「絵」として眺めるレベルでも十分体感することができます。

まだ化学をならってないので、構造式にたいして「アレルギー」を持っていないこともあってか、とても興味を持って見てくれました。

身の回りにある他の物質についても「構造式」を意識してくれるようになると、また息子といろんな話ができるんだろうな、などど思いを馳せる今日この頃です。


構造式を楽しむならこれ!


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[ 2010/06/18 23:56 ] お薬作りの日記 | TB(-) | CM(-)
 

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薬作り職人

Author:薬作り職人
十数年、新薬の研究に携わる研究者(薬理系)でした。2012年4月から、企画職として、新薬のアイデア作りなどの仕事に取り組むことになりました。

薬学生向けの季刊誌MILで、「名前で親しむ薬の世界」「薬作り職人の新薬開発日記」って言うコラムを連載してました。

観光地で売ってるミニ提灯集めてます。妻子持ち(2児の父)、嫁さんからぐうたら亭主と呼ばれます。


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