薬作り職人のブログ

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あれ?ここは入れたっけ? はてなブックマーク - あれ?ここは入れたっけ?

私たちが実験をするときには、96穴プレートというのを良く使います。

20100323.jpg
(画像はWikipediaより)

一つのプレートに96個のくぼみ(well)がついていて、その一つ一つのwellを使って酵素反応とか化学反応を行うことが出来ます。小さい試験管96本がコンパクトに並んでいる、と言った感じでしょうか。このwellのなかでは細胞さんを飼ったりすることも可能です。細胞さんとの実験では、この96穴プレートは必需品といってもいいでしょう。

このプレート、非常に使いやすいのですが、ちょっと使いにくいとこもあります。

一つ一つのwellは小さくて、大体0.3mL(ミリリットル)くらいしか入りません。なので、well内の反応に用いる液体の量はとても微量なもの。1wellに加える液体の量が0.01mLなんてことも普通です。

これだけ液体の量が少ないと起こってくるのが、「wellに入れたかどうかわからない」ということ。もともと0.1mL入っているところに0.01mLいれるという場合、パッと見、そのwellに目的とした液体が入っているのかは、色でもついていない限り分かりません(残念ながら、色がついてない場合がほとんど)。

全てのwellに同じものを一気に入れる場合はまだいいのですが、wellごとに異なる薬品を加える場合は、結構気を使います。慣れるとうまくできそうな気もするのですが、そうはなかなかいきません。「ここは入れた、ここは入れた。。」の後に、「あれ?ここは入れたっけ?」という疑念がでてくると、これは怖い(結局、うまく入ってることがほとんどなのですが)。

というわけで、目的のwellにきちんと液体を入れたかどうかは、ノートにチェックを付けるとかして確認をします。「操作の確認と記録」というのは実験の基本かな、とも思います。

それでも、精神衛生上、できれば全ての試薬に違う色がついていて欲しいなぁ、などと強く希望するんですけどね(笑)。




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[ 2010/03/24 00:07 ] お薬作りの日記 | TB(-) | CM(-)
 

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薬作り職人

Author:薬作り職人
十数年、新薬の研究に携わる研究者(薬理系)でした。2012年4月から、企画職として、新薬のアイデア作りなどの仕事に取り組むことになりました。

薬学生向けの季刊誌MILで、「名前で親しむ薬の世界」「薬作り職人の新薬開発日記」って言うコラムを連載してました。

観光地で売ってるミニ提灯集めてます。妻子持ち(2児の父)、嫁さんからぐうたら亭主と呼ばれます。


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