薬作り職人のブログ

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見えないものを見る力。 はてなブックマーク - 見えないものを見る力。

ついさっき見ていたテレビ番組で聞いた言葉「見えないものを見る力」。番組では受験塾の特集をしていて、その塾で重要とされている考え方が、「見えないものを見る力」なのだそうです。

確かに、世の中を生きる上で大事な能力は、物事の背景に隠されている見えないものや法則性をみつけ、それを問題の解決に活かすことです。若いうちに、こういうの能力をいろいろな形で鍛えておけば、受験だけでなく、様々な場面で役立つと思います。うちの子にも、そういう力は身につけて欲しいなと思います。

自然科学は、超ミクロの分子の世界から宇宙の果てまで、「目に見えないもの」の「目に見えない法則」と付き合っていかなくてはいけない学問。だからこそ、この能力は大事です。

ただ、私たち研究者の場合は、この能力を身につける前に、実験で出てくるデータやグラフを用いて「見えるものをきちんと見る力」を徹底的に鍛えることから始めなくてはいけません。

些細なデータの中に問題解決の鍵が隠されてるというのはよくある話、というか、問題解決のために手に入る材料というのは実験データだけなので、最大限、このデータを「しゃぶり尽くす」必要があります。そのためには、「見えるものをきちんと見る力」が必要なのです。

「見えないものを見る力」は、「見えるものをきちんと見る力」によって得られた材料をいかに調理するかということ。これは、自分の頭をフル回転させたり、他人との議論(つまり相手の頭をつかわせてもらう)によって鍛えるしかありません。単なる知識や方法論の吸収ではなく、実際に「考える」段階が必要です。

この過程はとってもしんどいものですが、成功した科学者は、この部分を決してパスしていません。成功までにはたくさんの失敗があり、それを乗り越えるためには試行錯誤が必要です。科学者達は、その過程で「見えないものを見る力」を自ら身につけ、応用して行くようになるのです。

うちの息子は、どうやら理系に進みたいようなことを言ってます。「見えないものを見る力」というのを、私が体験した経験からなんとか伝えられないかな、などと思う、日曜の夜更けなのでした。


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[ 2010/03/15 00:38 ] お薬作りの日記 | TB(-) | CM(-)
 

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薬作り職人

Author:薬作り職人
十数年、新薬の研究に携わる研究者(薬理系)でした。2012年4月から、企画職として、新薬のアイデア作りなどの仕事に取り組むことになりました。

薬学生向けの季刊誌MILで、「名前で親しむ薬の世界」「薬作り職人の新薬開発日記」って言うコラムを連載してました。

観光地で売ってるミニ提灯集めてます。妻子持ち(2児の父)、嫁さんからぐうたら亭主と呼ばれます。


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