薬作り職人のブログ

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会社の実験、大学の実験。 はてなブックマーク - 会社の実験、大学の実験。

会社での実験は、基本的に一人でこなします(みんなでわいわい集団作業なんてときもありますが)。

生物系の部署の場合、一人にいくつかの課題が与えられるので、いろんな実験を一週間のタイムテーブルにうまいこと配置して、どんどんデータを出して行きます。

ある実験は、細胞さんを数日培養。培養の数日間の間に、全く別のネズミさんの実験を入れたり。同じ日の中で、午前と午後で違う実験をしたりもします。で、空き時間には、データ整理やミーティングをこなしたり、切れ目のない生活が続きます。

会社で私たちがしているこれらの実験は、ひとつひとつは細切れの作業のように見えるのだけれど、薬の開発スケジュールのうえでは、どれも欠かすことができない実験です。個人個人の実験は小さいものなのですが、これらが全部がまとまった「申請用データ」という大きな大きなパッケージは、極めて大きな意味を持つって感じです。

これに対し、大学の研究室だと、教室全体の目標のため、学生さんに研究課題が与えられますが、これは「その課題だけで完結し論文にできうる」ものが多いです(必ず論文になる、という意味ではありません)。完全な分業というわけではなく、未知の世界、未知の手法を手にいれるために、広く触手を広げる、当たりがあれば深く掘り下げる、というイメージでしょうか。

時折、会社から大学へ共同研究という形で出向するヒトがいるのですが、その人の話を聞くと、仕事のスタイルの違いを実感します。

こんな風に、企業での研究活動と大学での研究活動は基本的に全然違います。プロとして研究の世界に飛び込む前に、どちらのスタイルが自分にあってるか、ということを自分なりに判断したほうがいいんだろうな、なんて思います。

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[ 2010/02/04 22:46 ] お薬作りの日記 | TB(-) | CM(-)
 

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薬作り職人

Author:薬作り職人
十数年、新薬の研究に携わる研究者(薬理系)でした。2012年4月から、企画職として、新薬のアイデア作りなどの仕事に取り組むことになりました。

薬学生向けの季刊誌MILで、「名前で親しむ薬の世界」「薬作り職人の新薬開発日記」って言うコラムを連載してました。

観光地で売ってるミニ提灯集めてます。妻子持ち(2児の父)、嫁さんからぐうたら亭主と呼ばれます。


薬&提灯 詳しくは
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