薬作り職人のブログ

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では、かゆみはどうなのか。 はてなブックマーク - では、かゆみはどうなのか。

昨日は痛みの話を書きました。

では、かゆみはどうなのか、という話なのですが、痛みよりもさらにたちが悪いです。抗ヒスタミン薬で抑えられるかゆみなどももちろんあるのですが、そうでないかゆみはたくさんあります。

代表的なものは、やはりアトピー性皮膚炎のかゆみでしょう。アトピー性皮膚炎は、かゆみをおさえることができたら治療の成功率が格段に上がるとされています。皮膚炎のところがかゆいのでかく、かくと皮膚炎のところに傷(掻爬)ができ、その傷がさらに炎症をひどくしてかゆみをもたらす、という悪循環。

アトピー性皮膚炎のかゆみは、単純なかゆみではなく、抗ヒスタミン薬で抑えるには限界があります。炎症を抑えるステロイドやタクロリムス(プログラフ)も、炎症の原因を抑えはしますが、かゆみの伝達を抑えるわけではないので、完全にかゆみを止めるわけではありません。

アトピー性皮膚炎のかゆみを伝える神経については、最近詳しいことがわかりつつあります。しかし、これが新薬開発に結びつくには、もう少し時間がかかるとおもわれます。

まずは、かゆくてもかかないこと。簡単なようで一番難しいことなのですが、これを守れるとだいぶ治りがちがうということは、覚えておいてよいとおもいます。

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[ 2009/12/06 23:57 ] 薬の話 | TB(-) | CM(-)
 

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薬作り職人

Author:薬作り職人
十数年、新薬の研究に携わる研究者(薬理系)でした。2012年4月から、企画職として、新薬のアイデア作りなどの仕事に取り組むことになりました。

薬学生向けの季刊誌MILで、「名前で親しむ薬の世界」「薬作り職人の新薬開発日記」って言うコラムを連載してました。

観光地で売ってるミニ提灯集めてます。妻子持ち(2児の父)、嫁さんからぐうたら亭主と呼ばれます。


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