薬作り職人のブログ

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規則正しい実験生活の理由。 はてなブックマーク - 規則正しい実験生活の理由。

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私がネズミさんと今やってる実験。
朝は早いのですが、終わるのは結構早いです。
実験が夜にかかることはほとんどなく、
規則正しい実験生活を送っています。

これは、ネズミさんの都合です。

ネズミさんの体内で分泌される様々なホルモンは、
1日の中で周期的に分泌量が変動します。
例えば、暗いときは分泌量が増え、
明るくなると分泌量が減ったりします。

そこで、これらのホルモンが影響を及ぼす実験は、
できるだけ決まった時刻に測定を始め、
決まった時刻に測定を終わらなくてはいけません。
異なる実験日ごとにネズミさんの条件を一定にするためです。

今回の実験も、この縛りがあります。
予備検討の結果、実験開始は早朝が好ましく、
そのため終わるのもおやつの時間がすんだころ。

ネズミさんは、実験がおわったらケージの中でお昼寝。
私も、データ整理を含めて夕方のうちに全てが終わります。
時計の通りに動く、規則正しい実験生活。

一方、細胞さんや遺伝子、タンパク質を扱う実験は、
ネズミさんの実験のような時刻による縛りがないので、
基本的にエンドレスで実験が出来ます。
学生の頃は徹夜実験なんてのもしたこともありました。
(会社では事故防止のため禁止されています)

この「時間に縛られない」という利点を最大限に利用すべく、
細胞さんや遺伝子、タンパク質を扱う実験では、
機械化、自動運転化の技術がどんどん進化しました。
その結果、現在ではロボットによる「徹夜実験」で、
一晩で大量のデータを手に入れることが出来ます。

ネズミさんとの実験では、こうは行きませんね。

まぁ、ネズミさんの大事な命を使わせてもらってる実験、
「数よりも質が大事」という意識をしっかり持ちたいです。

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[ 2009/09/10 22:11 ] お薬作りの日記 | TB(-) | CM(-)
 

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プロフィール

薬作り職人

Author:薬作り職人
十数年、新薬の研究に携わる研究者(薬理系)でした。2012年4月から、企画職として、新薬のアイデア作りなどの仕事に取り組むことになりました。

薬学生向けの季刊誌MILで、「名前で親しむ薬の世界」「薬作り職人の新薬開発日記」って言うコラムを連載してました。

観光地で売ってるミニ提灯集めてます。妻子持ち(2児の父)、嫁さんからぐうたら亭主と呼ばれます。


薬&提灯 詳しくは
病院でもらった薬の値段
http://kusuridukuri.cho-chin.com/

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http://drugname.onmitsu.jp/

ミニ提灯データベース
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