薬作り職人のブログ

新薬のアイデアを考える人から見たいろんな話。

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薬の「底力」と「要領の良さ」。 はてなブックマーク - 薬の「底力」と「要領の良さ」。

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薬の能力は、2通りの方法で表されます。

1つはefficacy(エフィカシー)
薬の持つ最大作用に注目した指標です。薬は投与量が増えるほど作用が強くなるので、安全に投与可能な最大投与量での薬の効果がefficacyになります。ヒトで例えると、精一杯がんばったときに出せる最大の能力「底力」。

もう1つはpotency(ポテンシー)
薬の投与量に注目した指標です。薬の効果を出す(例えば、最高血圧を20低下させる)ために必要な薬の投与量で表します。低い投与量で効果を出せるほど、薬のpotencyが強いことになります。ヒトで例えると「要領のよさ」。おなじ仕事をするにも、少ない手間で終わらせることが出来るヒトは能力が高いですよね。

薬をつくるときには、まずはefficayに注目し、efficayの高い新薬候補化合物を見つけてから、そのpotencyを上げるための改良を行なっていきます。

ヒトで例えると、「要領が悪くても底力があるヒトを探し、そのヒトを鍛え上げて要領のよさを習得させて行く」ということになるのでしょうか。

要領が悪いまま社会に出て行くヒト(薬)もありますが、底力さえあれば、それなりに社会の役に立つものです。手強い相手(病気)であればある程、要領のよさよりも底力が問われます。

私たち、薬理評価を行なうヒトの仕事は、新薬候補化合物の能力を的確に見抜くこと。ヒトを育てるのと同じくなかなか難しい仕事です。。

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[ 2009/09/07 23:29 ] 薬の話 | TB(-) | CM(-)
 

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プロフィール

薬作り職人

Author:薬作り職人
十数年、新薬の研究に携わる研究者(薬理系)でした。2012年4月から、企画職として、新薬のアイデア作りなどの仕事に取り組むことになりました。

薬学生向けの季刊誌MILで、「名前で親しむ薬の世界」「薬作り職人の新薬開発日記」って言うコラムを連載してました。

観光地で売ってるミニ提灯集めてます。妻子持ち(2児の父)、嫁さんからぐうたら亭主と呼ばれます。


薬&提灯 詳しくは
病院でもらった薬の値段
http://kusuridukuri.cho-chin.com/

お薬の名前の由来
http://drugname.onmitsu.jp/

ミニ提灯データベース
http://kentapb.nobody.jp/
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