薬作り職人のブログ

新薬のアイデアを考える人から見たいろんな話。

スポンサーサイト はてなブックマーク - スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

このエントリーをはてなブックマークに追加

[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

ネズミさんと天気と季節。 はてなブックマーク - ネズミさんと天気と季節。

blogranking.gif

ここ数日、雨の日が続きますね。

研究所の中は空調完備とはいえ、
窓の外にどんよりとした雨空を眺めるのは、
あんまり気分の良いものではありません。

気分が沈むくらいならまだいいのですが、
人によっては、雨が降ると古傷が傷む、
なんていうことがおこるようですね。
しんどい思いをされてる方もいるようです。

これは、どうやら精神的なものではなさそうで、
実際に、天気と痛みの研究なんてのが行われています。

この研究によると、雨が降る天気の時は気圧が低くなり、
気圧の低下が、体内の様々な臓器の働きをコントロールする
交感神経の働きを乱すのだそうです。

炎症などで痛みを発している部分の神経(知覚神経)は、
交感神経の活動が高くなると痛みを感じやすくなる、
という性質があります。

そのため、気圧の低下により交感神経の働きが乱れると
傷ついた部分の痛みが感じやすくなる、というわけです。
この現象には、「天気痛」なんて学術用語もあるそうです。

私たちがネズミさんで実験していても、
実験日の天気や季節の違いによって、
なんか微妙に結果が違うな、って感じるときがあります。

ネズミさんに病気の状態を人工的に起こさせるときには、
この実験は冬じゃないと発症率が低い、なんていう、
季節による違いがあったりすることもあります。

このような現象は、長い期間にわたり、
数多くのデータを取得し、まとめることで
初めて浮かび上がってくることが多いです。

このようにして得られた、実験の基本的なデータを
背景データ(バックグラウンドデータ)と呼び、
実験を成功させるためには、とても大切なものです。

明日も雨が続きそうです。
実験者の憂鬱な気分がネズミさんに伝わらないよう(笑)
明るい気分で実験したいものです。

↓↓いつも応援ありがとうございます。m(_ _)m↓↓。
梅雨でバテ気味、気合いの応援ポチをお願いします。
blogranking.gif
関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加

[ 2009/07/01 22:55 ] お薬作りの日記 | TB(-) | CM(-)
 

スポンサードリンク

この日記のはてなブックマーク数

このブログが生まれて
最近のコメント
プロフィール

薬作り職人

Author:薬作り職人
十数年、新薬の研究に携わる研究者(薬理系)でした。2012年4月から、企画職として、新薬のアイデア作りなどの仕事に取り組むことになりました。

薬学生向けの季刊誌MILで、「名前で親しむ薬の世界」「薬作り職人の新薬開発日記」って言うコラムを連載してました。

観光地で売ってるミニ提灯集めてます。妻子持ち(2児の父)、嫁さんからぐうたら亭主と呼ばれます。


薬&提灯 詳しくは
病院でもらった薬の値段
http://kusuridukuri.cho-chin.com/

お薬の名前の由来
http://drugname.onmitsu.jp/

ミニ提灯データベース
http://kentapb.nobody.jp/
でどうぞ。


本ブログに関するご質問・ご意見などはこちらまで↓
ご使用の際は、@マークを半角に直してください。

kentapb@gmail.com

トラックバック


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...