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薬作り職人のブログ

新薬のアイデアを考える人から見たいろんな話。

二人三脚。 はてなブックマーク - 二人三脚。

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私は、細胞さんと実験をしているのですが、
この細胞さんは遺伝子組換え生物とよばれています。

ここでいう遺伝子というのは、
簡単に言えばタンパク質の設計図。

私たちが薬の開発をするときには、
ヒトの病気の原因となるタンパク質をつかって
いろんな実験をする必要があります。
といっても、こういう実験用のタンパク質を
ヒトから大量に手に入れるなんてことは普通できません。

そこで、遺伝子工学の力を借りて、
細胞さんにヒトのタンパク質を作ってもらうのです。

遺伝子工学の技術を使って、
自分が使いたいタンパク質の遺伝子を
細胞さんの中に送り込んでやると、
遺伝子に書かれてある設計図とおりに
細胞さんがタンパク質を作り出してくれます。

私が一緒に仕事している細胞さんは、
ヒトの心臓の電気的な活動に関係するタンパク質を作ります。

想像できるように、ヒトの心臓を使った実験というのは、
簡単にできるものではありません。。
そんな中、細胞さんは、ヒトの心臓の細胞の代わりとなって、
薬づくりの中で大活躍をしてくれているのです。

細胞さんは、ヒトの病気と研究者を結びつける
二人三脚のヒモのようなものなのだと思います。

そして、細胞さんと私との二人三脚も、まだまだ続きます。

今日もお越しいただき、ありがとうございます。
皆様の応援で、社会人OL6位、自然科学3位キープ。感謝!
社会人OL6位争いは激戦、5位にはまだまだ高い壁が、、
元気の源、応援ポチをおねがいます。

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[ 2009/02/05 23:24 ] 薬の話 | TB(-) | CM(-)
 

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プロフィール

薬作り職人

Author:薬作り職人
十数年、新薬の研究に携わる研究者(薬理系)でした。2012年4月から、企画職として、新薬のアイデア作りなどの仕事に取り組むことになりました。

薬学生向けの季刊誌MILで、「名前で親しむ薬の世界」「薬作り職人の新薬開発日記」って言うコラムを連載してました。

観光地で売ってるミニ提灯集めてます。妻子持ち(2児の父)、嫁さんからぐうたら亭主と呼ばれます。


薬&提灯 詳しくは
病院でもらった薬の値段
http://kusuridukuri.cho-chin.com/

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http://drugname.onmitsu.jp/

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