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薬作り職人のブログ

新薬のアイデアを考える人から見たいろんな話。

ハルナールの名前の由来。 はてなブックマーク - ハルナールの名前の由来。

ハルナール(アステラス製薬、主成分タムスロシン塩酸塩)は、前立腺肥大症の治療に用いられる薬です。

前立腺とは、男性にだけある臓器で、膀胱からおしっこを出すための管である尿道を取り巻いています。

前立腺肥大症は、高齢の男性によく起こる病気で、前立腺の尿道を取り巻く部分が大きくなり、尿道の筋肉が締め付けられて狭くなります。すると、おしっこの通りが悪くなり、おしっこが出にくくなります。すると、すぐおしっこが膀胱にたまるようになって、おしっこに行く回数が増える(頻尿)ようになります。

ハルナールは、尿道や前立腺の筋肉を収縮させて尿道を狭めるスイッチを入れる「α1アドレナリン受容体」というタンパク質の働きを弱める働きを持っています。ハルナールによって、尿道は広がっておしっこが出やすくなり、頻尿の状態は改善されます。

ハルナールの名前の由来
ハルナールは高齢者の尿の出にくさを改善する薬なので、「ハルン(ドイツ語で尿)がよく出るようになる薬剤」、「尿の出方が青春(ハル)時代のようになる薬剤」という意味を込めて、ハルナールと命名されたようです。

青春時代は「春」、、確かにそうだなぁ。40越えると、季節はもう秋??それとも、まだまだ夏の真っ盛り??まだまだ、あつい気持ちでいたいものですけれどね。


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ハルナール(タムスロシン塩酸塩)の構造式
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[ 2009/01/04 21:34 ] 薬の名前の由来 | TB(-) | CM(-)
 

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プロフィール

薬作り職人

Author:薬作り職人
十数年、新薬の研究に携わる研究者(薬理系)でした。2012年4月から、企画職として、新薬のアイデア作りなどの仕事に取り組むことになりました。

薬学生向けの季刊誌MILで、「名前で親しむ薬の世界」「薬作り職人の新薬開発日記」って言うコラムを連載してました。

観光地で売ってるミニ提灯集めてます。妻子持ち(2児の父)、嫁さんからぐうたら亭主と呼ばれます。


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