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薬作り職人のブログ

新薬のアイデアを考える人から見たいろんな話。

麻酔薬。 はてなブックマーク - 麻酔薬。

今日はネズミさんの手術の日。
来週の実験に使うネズミさんに
薬物を投与したり血圧を測るための管を埋め込む手術です。

手術のときには、麻酔をかけてネズミさんには寝てもらいます。

麻酔をするときには麻酔薬を使います。
今回使ったのは注射用の麻酔薬。
ペントバルビタールナトリウムという名前の薬です。

このペントバルビタールは強力な麻酔作用を持っていて、
約0.2mLの注射液をネズミさんの静脈の中に注射すると
注射した瞬間にネズミさんは寝てしまいます。
作用時間は30分から1時間くらいでしょうか。

たった0.2mLの液体が血液に入るだけで
ピンピンしていたネズミさんがぐったりと動かなくなる。

「ペントバルビタールが脳の神経細胞の働きを低下させる」
という作用メカニズムは分かってるつもりなのですが、
目の前でその効き目を見せられると、
理屈を越えた不思議な気持ちになります。

昔のヒトが、薬草の効果を見てびっくり!なんてのも
同じ感覚だったのかもしれませんね。
生命や薬の不思議さを感じ取る、
こういう感覚を大事にしていきたいと思います。

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[ 2008/09/09 22:50 ] お薬作りの日記 | TB(-) | CM(-)
 

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プロフィール

薬作り職人

Author:薬作り職人
十数年、新薬の研究に携わる研究者(薬理系)でした。2012年4月から、企画職として、新薬のアイデア作りなどの仕事に取り組むことになりました。

薬学生向けの季刊誌MILで、「名前で親しむ薬の世界」「薬作り職人の新薬開発日記」って言うコラムを連載してました。

観光地で売ってるミニ提灯集めてます。妻子持ち(2児の父)、嫁さんからぐうたら亭主と呼ばれます。


薬&提灯 詳しくは
病院でもらった薬の値段
http://kusuridukuri.cho-chin.com/

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http://drugname.onmitsu.jp/

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