FC2ブログ

薬作り職人のブログ

新薬のアイデアを考える人から見たいろんな話。

どこまでやるの? はてなブックマーク - どこまでやるの?

今日は研究発表会。
7時くらいまで、後輩の研究報告を聞いてました。

いろいろとデータをまとめて
パワーポイントできれいなスライドを作り
流れるように結果を説明します。

今後の予定、、ってところまでくると、
フムフム思いながらも、なんか違和感を感じます。
どこがおかしいんだろ?

そのとき上司がひとこと。
「この実験、どこまでやるの?」
そうそう、そうです。
実験をたくさんやって、いっぱいデータは出てるんだけど、
予定表からは、どこまでやる、という目処がわかりません。

会社に入った時、お偉いさんが言ってました。
「会社はサイエンスをするところではない。
会社はサイエンスを使うところだ。
サイエンス自体が目的ではなく、
薬をつくってこそ会社の存在価値がある。」

サイエンスは、「なぜ?」「どうして?」を追求すること。
「なぜ?」「どうして?」だけじゃ薬は作れないってこと。

実験たくさんやって、いろんなことが分かるのもいいけれど、
薬の開発にはスピードが必要なのです。
やるべきことをしっかりやり、寄り道はできるだけしない。
最短ルートを常に考えなくてはいけないんですよね。

もちろん、安全性については、
嫌というほど実験しなくてはいけません。
やるべきことはやって、できるだけ余計なことをしない。

むつかしいことですが、
後輩も経験を積めばわかってくれる、、と思ってます。


いま何位でしょうか?クリックして確認してみてくださいね。
「自然科学」にいくか、「会社員・OL」にいくか、どっち?

人気blogランキング投票!

気に入った!って方は、
右カラムにある科学ブログのボタンもクリックしてみてね
関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加

[ 2008/02/06 22:15 ] お薬作りの日記 | TB(-) | CM(-)
 

スポンサードリンク

この日記のはてなブックマーク数

このブログが生まれて
最近のコメント
プロフィール

薬作り職人

Author:薬作り職人
十数年、新薬の研究に携わる研究者(薬理系)でした。2012年4月から、企画職として、新薬のアイデア作りなどの仕事に取り組むことになりました。

薬学生向けの季刊誌MILで、「名前で親しむ薬の世界」「薬作り職人の新薬開発日記」って言うコラムを連載してました。

観光地で売ってるミニ提灯集めてます。妻子持ち(2児の父)、嫁さんからぐうたら亭主と呼ばれます。


薬&提灯 詳しくは
病院でもらった薬の値段
http://kusuridukuri.cho-chin.com/

お薬の名前の由来
http://drugname.onmitsu.jp/

ミニ提灯データベース
http://kentapb.nobody.jp/
でどうぞ。


本ブログに関するご質問・ご意見などはこちらまで↓
ご使用の際は、@マークを半角に直してください。

kentapb@gmail.com

トラックバック


Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...