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薬作り職人のブログ

新薬のアイデアを考える人から見たいろんな話。

副作用がやって来た! はてなブックマーク - 副作用がやって来た!

昨日の夜の話。
嫁さんが風邪気味で、息苦しいのでお医者さんに行ってきました。
そこでもらった薬を飲んだら、、異常発生!

手が震える、手先が冷たい、手足が動かない。。
気分が悪いというより、体が思い通りに動かなくてしんどい。
きちんと前に歩けない。。

薬飲んで1時間くらいで症状がでてきて、
2時間くらい続いたようです。

嫁さんがもらって来たのは、
気管支を広げて呼吸を楽にするためのお薬。
専門的な言葉で言うと、
「β2アドレナリン受容体アゴニスト」と呼ばれる薬です。
この薬、気管の筋肉を緩める作用があるのですが、
副作用として手足の震え(振戦)ていうのがあるのです。

これだけはっきりした副作用を見たのは
私も、薬剤師だった嫁さんも、共に初めて。
ちょっと恐怖を覚えました。

市販の風邪薬なんかでは、
副作用と言っても眠気みたいな軽いものですが、
実際にお医者さんが出してくれる薬は、
作用が強い分、副作用も強いです。

強い副作用といえば、
エンブレルという関節リウマチのお薬でも
死に至る強い副作用が報告されているようです。
エンブレルは非常に強力な作用を持つ薬なんですが、
エンブレルの作用メカニズムである免疫抑制作用が、
お年寄りの患者さんの抵抗力を奪い
そのため重い感染症にかかりやすくなった、
というのが原因のようです。

副作用は、どんな薬でも必ず出るものですが、
そこで終わってしまってはいけません。
きちんと原因を追及して、
副作用が起こってもすぐ対応できるようにすること、
そして、その情報をきちんと共有することが大事だと思います。

いま何位でしょうか?クリックして確認してみてくださいね。
「自然科学」にいくか、「会社員・OL」にいくか、どっち?

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[ 2007/12/08 16:42 ] 薬の話 | TB(-) | CM(-)
 

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プロフィール

薬作り職人

Author:薬作り職人
十数年、新薬の研究に携わる研究者(薬理系)でした。2012年4月から、企画職として、新薬のアイデア作りなどの仕事に取り組むことになりました。

薬学生向けの季刊誌MILで、「名前で親しむ薬の世界」「薬作り職人の新薬開発日記」って言うコラムを連載してました。

観光地で売ってるミニ提灯集めてます。妻子持ち(2児の父)、嫁さんからぐうたら亭主と呼ばれます。


薬&提灯 詳しくは
病院でもらった薬の値段
http://kusuridukuri.cho-chin.com/

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http://drugname.onmitsu.jp/

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