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薬作り職人のブログ

新薬のアイデアを考える人から見たいろんな話。

プログラフとプロトピックの名前の由来 はてなブックマーク - プログラフとプロトピックの名前の由来

プログラフ(アステラス製薬、主成分タクロリムス水和物)は、臓器移植の時に問題となる拒絶反応を防ぐための免疫抑制剤です。他人の臓器を移植すると、免疫細胞が活発になって、他人の臓器を取り除こうとします(拒絶反応)。プログラフは、免疫細胞の働きを弱めることで、拒絶反応を押さえます。

アトピー性皮膚炎も免疫細胞の働きによって起こる病気であることから、プログラフを塗り薬にしたのがプロトピックです。プログラフは飲み薬であることから、全身に副作用が出ることがありますが、プロトピックは皮膚炎を起こした部分だけに作用するので、全身への副作用は起こりにくくなっています。

プログラフの名前の由来
プログラフは、移植時の拒絶反応を防ぐ薬なので、Protect of graft rejection (移植片拒絶反応の抑制)の下線部から、Prograf(プログラフ)と命名されたそうです。

プロトピックの名前の由来
Prograf(プログラフ)の「Pro」と,Topical (部分、局所)及びAtopic Dermatitis(アトピー性皮膚炎) の「topic」を組み合わせて、プロトピックと命名したそうです。

筑波山の土の中から発見された、日本を代表するお薬です。
このごちゃごちゃした構造式、
かっこいいなぁ、などと思うのは業界の人だけかなぁ?

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[ 2007/12/02 21:27 ] 薬の名前の由来 | TB(-) | CM(-)
 

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プロフィール

薬作り職人

Author:薬作り職人
十数年、新薬の研究に携わる研究者(薬理系)でした。2012年4月から、企画職として、新薬のアイデア作りなどの仕事に取り組むことになりました。

薬学生向けの季刊誌MILで、「名前で親しむ薬の世界」「薬作り職人の新薬開発日記」って言うコラムを連載してました。

観光地で売ってるミニ提灯集めてます。妻子持ち(2児の父)、嫁さんからぐうたら亭主と呼ばれます。


薬&提灯 詳しくは
病院でもらった薬の値段
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