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薬作り職人のブログ

新薬のアイデアを考える人から見たいろんな話。

薬作るのも命がけ。 はてなブックマーク - 薬作るのも命がけ。

まだまだ暑いですが、
もうすぐ秋の健康診断がやってきます。

一応、研究所では危ないものを扱っているということで、
いろいろな項目についての検査があります。

研究所で扱う危ないものといったら、
やっぱりヒトの血液でしょうか。

ヒトの血液には何が潜んでいるかわかりません。
ウイルス、リケッチア、スピロヘータ、、、

私たちが実験で用いるヒトの血液は、
ボランティアの方から採血させていただいたもの。
健康診断でOKがでた、健康な方の血液なので、
ウイルス、病原菌は含まれていないとされていますが、
基本的にそんなのを信用してはいけません。
つねに、危ない何かが潜んでる
と考えて行動することが要求されます。

で、油断すると、すぐに事故につながります。
例えば、肝炎ウイルスに感染した血液を扱った注射針が
手にささってしまい肝炎を発症する、
なんて事故は、昔はよくあったそうです。

そこで、半年ごとの健康診断では、
ヒトの血液から感染する可能性があるウイルスや病原菌に研究者が感染していないかどうかを確かめるための血液検査をすることになってます。

ヒトの薬をつくる以上は、
ヒトの血液や組織を使った実験は避けられません。
薬作るのも命がけ。
慎重の上にも慎重を重ねて、
事故の無いようにしたいものです。

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[ 2007/09/18 23:55 ] お薬作りの日記 | TB(-) | CM(-)
 

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プロフィール

薬作り職人

Author:薬作り職人
十数年、新薬の研究に携わる研究者(薬理系)でした。2012年4月から、企画職として、新薬のアイデア作りなどの仕事に取り組むことになりました。

薬学生向けの季刊誌MILで、「名前で親しむ薬の世界」「薬作り職人の新薬開発日記」って言うコラムを連載してました。

観光地で売ってるミニ提灯集めてます。妻子持ち(2児の父)、嫁さんからぐうたら亭主と呼ばれます。


薬&提灯 詳しくは
病院でもらった薬の値段
http://kusuridukuri.cho-chin.com/

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http://drugname.onmitsu.jp/

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