薬作り職人のブログ
製薬会社研究者の視点から見たいろんな話。
カコージンの名前の由来。
カコージン(日本製薬・武田薬品、主成分塩酸ドパミン)は、心臓の機能低下や大量出血によって体内の血液の循環が悪くなり、腎臓などの全身の臓器の機能が低下するショック症状(急性循環不全)の治療に用いられる薬です。

カコージンは、心臓の収縮力を高めて血圧を上げ血の巡りを良くしたり、腎臓や腸への血液の流れを高めることで、前人の臓器の機能低下を防ぎ、ショック症状を改善させます。

カコージンの名前の由来
カコージンは心筋の収縮力を高めたり、腎臓への血流量を増加させたり、心臓からの血液の拍出量を増加させたり、血圧を上昇させたりすることで、血液の循環を高める作用を持つことから、「下降(カコー)した心(シン)機能、腎(ジン)血流量を改善する塩酸ドパミン製剤」という意味をもつカコージンと命名されたそうです。

ちょっと専門的ではありますが、薬の作用メカニズムが、すぐ思い浮かぶような名前がついています。医療関係者には、とても印象に残る名前ではないか、と思います。


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カコージン(塩酸ドパミン)の構造式