薬作り職人のブログ
製薬会社研究者の視点から見たいろんな話。
n=5。
n=5、なんて言葉が、論文なんかに出てきます。
nっていうのは、英語で数を表す'number'のn(でいい?)

ネズミさんで薬の効果を調べるときには、
一匹だけでは効くか効かないかは判断できません。

ネズミさん一匹一匹で薬の効き方は違ってくるからです。

そこで、ある程度の匹数のネズミさんに薬を飲ませます。
薬に効果があれば、薬が効くネズミさんは多いでしょうし、
効果が弱ければ,薬が効くネズミさんは少ないでしょう。

このような実験でネズミさんを5匹使う場合、n=5と書きます。

具体的にどういう具合になってるかというと、、
薬を飲ませるネズミさんが5匹、
薬を飲ませない(正確には水を飲ませます)ネズミさんが5匹、
という二つのグループを準備します。

薬の効果が出ていれば、薬を飲ませないグループに比べて、
薬を飲ませたグループの方が薬が効くネズミの数が多いはず。

正確には,統計学的方法なんてのを使い、
(ノンパラメトリックな統計をイメージしています)
数字や記号の羅列で説明しないといけないんですけど、
簡単に言っちゃうとこんな感じです。

要は、ある程度の匹数、回数をこなさなければ、
物事ははっきり結論できないということ、

で、なんでこんな話になるかと言うと、
息子の将棋のお話につながります。

息子は将棋をはじめて大分経ちます。
ときどき私と息子で将棋をするのですが、
最初の頃は、行き当たりばったり、当然連戦連敗です。

で、先週末,久しぶりに一局さしたんですが、、
やばかった、、負ける寸前まで追い込まれました。
定石がきちんと身に付いてると言うか、
ちゃんと考えて駒を動かしてます。
聞いてみると、学校で将棋クラブに入り、
6年生相手に試合をしているそうです。なるほど。

これからは、息子よりも将棋がうまいとは
簡単に言えなくなっちゃいました。
n=5くらいデータをとらないと、強弱は判定できませんね。

と、これが言いたかっただけ(笑)


めきめき上達中の息子に応援を。

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