薬作り職人のブログ
製薬会社研究者の視点から見たいろんな話。
いまだ道遠し。
娘が熱を出しました。
といっても、微熱です。土曜日から続いています。
あんまりしんどそうではないのですが。。

溶連菌なんかに感染してたら大変なんで、
今日はお医者さんに行って、診察してもらいました。
付き添いの嫁さんの話によれば、
検査のとき、大っきく開けた口に検査器具を突っ込まれ
思わず大泣きしたということですが、それ以外は大丈夫。
溶連菌の反応は陰性、多分ただの風邪でしょう、
というわけでお薬をもらってきました。

お薬は、ピンク色の粉薬、抗生物質のセフゾン。
以前、このブログでも書いたのですが、

ソムリエが語る薬の味 (2007/5/10)

プロのソムリエによると、小児用のセブゾンは
「甘いイチゴ味。口内ですぐ溶け、苦みがない」
という味付けがしてあるようです。

小さいカップの中で、お水で粉をとぎ、
ぐるぐるかき混ぜて嫁さんが味見をします。

「あま〜い、全然苦くないよ」という嫁さんの言葉に
娘が安心して口を開け,薬を口に入れました。

べー。。。ああ、やっぱりダメみたいです。
お口からちょっと出してしまいました。
それでも、大半は飲み込めたようです。

どんな味だろ、と私も指にちょっとつけて味見。
ああ、甘い、確かにイチゴ味だけど、粉っぽいなぁ。
そのあとすこし苦みも感じます。
さすがに、これを飲むってのは大変だ。

大人は錠剤やらカプセル剤が飲めるので、
薬が苦いとか変な味だとかおもう機会は少ないのですが、
子供たちはそうはいきません。

薬をいかに飲みやすくするか、
というのを研究する部署も当然ある訳ですが、、
でも、シロップにでもしない限り、
薬の粉っぽさと苦さは抜けないようです。

新薬の研究法はどんどん進化してますが、
小児用のお薬の飲みやすさの研究法は、
いまだ道遠し、、なのかもしれません。。。


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