7時くらいまで、後輩の研究報告を聞いてました。
いろいろとデータをまとめて
パワーポイントできれいなスライドを作り
流れるように結果を説明します。
今後の予定、、ってところまでくると、
フムフム思いながらも、なんか違和感を感じます。
どこがおかしいんだろ?
そのとき上司がひとこと。
「この実験、どこまでやるの?」
そうそう、そうです。
実験をたくさんやって、いっぱいデータは出てるんだけど、
予定表からは、どこまでやる、という目処がわかりません。
会社に入った時、お偉いさんが言ってました。
「会社はサイエンスをするところではない。
会社はサイエンスを使うところだ。
サイエンス自体が目的ではなく、
薬をつくってこそ会社の存在価値がある。」
サイエンスは、「なぜ?」「どうして?」を追求すること。
「なぜ?」「どうして?」だけじゃ薬は作れないってこと。
実験たくさんやって、いろんなことが分かるのもいいけれど、
薬の開発にはスピードが必要なのです。
やるべきことをしっかりやり、寄り道はできるだけしない。
最短ルートを常に考えなくてはいけないんですよね。
もちろん、安全性については、
嫌というほど実験しなくてはいけません。
やるべきことはやって、できるだけ余計なことをしない。
むつかしいことですが、
後輩も経験を積めばわかってくれる、、と思ってます。
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