薬作り職人のブログ
製薬会社研究者の視点から見たいろんな話。
副作用がやって来た!
昨日の夜の話。
嫁さんが風邪気味で、息苦しいのでお医者さんに行ってきました。
そこでもらった薬を飲んだら、、異常発生!

手が震える、手先が冷たい、手足が動かない。。
気分が悪いというより、体が思い通りに動かなくてしんどい。
きちんと前に歩けない。。

薬飲んで1時間くらいで症状がでてきて、
2時間くらい続いたようです。

嫁さんがもらって来たのは、
気管支を広げて呼吸を楽にするためのお薬。
専門的な言葉で言うと、
「β2アドレナリン受容体アゴニスト」と呼ばれる薬です。
この薬、気管の筋肉を緩める作用があるのですが、
副作用として手足の震え(振戦)ていうのがあるのです。

これだけはっきりした副作用を見たのは
私も、薬剤師だった嫁さんも、共に初めて。
ちょっと恐怖を覚えました。

市販の風邪薬なんかでは、
副作用と言っても眠気みたいな軽いものですが、
実際にお医者さんが出してくれる薬は、
作用が強い分、副作用も強いです。

強い副作用といえば、
エンブレルという関節リウマチのお薬でも
死に至る強い副作用が報告されているようです。
エンブレルは非常に強力な作用を持つ薬なんですが、
エンブレルの作用メカニズムである免疫抑制作用が、
お年寄りの患者さんの抵抗力を奪い
そのため重い感染症にかかりやすくなった、
というのが原因のようです。

副作用は、どんな薬でも必ず出るものですが、
そこで終わってしまってはいけません。
きちんと原因を追及して、
副作用が起こってもすぐ対応できるようにすること、
そして、その情報をきちんと共有することが大事だと思います。

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