薬作り職人のブログ
製薬会社研究者の視点から見たいろんな話。
実験室での5秒ルール?
最近知ったのですが、5秒ルールってのがあります。
「地面に落ちたとしても5秒以内なら悪い菌に感染しない」
(Wikipediaより)

食べ物なんかを床に落とした時、
食べる?食べない?を決めるときのルール。

科学的根拠はともかく(笑)、
なんか納得?してしまいそうなルールですね。

実験室では、落とした試薬を拾ったりはさすがにしません。
でも、似たようなシチュエーションがあったりします。

細胞さんを培養するときには、
無菌操作っていう手順を踏みます。
空気中の雑菌が、細胞さんを飼う培地に混ざらないように、
雑菌を追い出す仕掛けがついている
クリーンベンチや安全キャビネットっていう装置の中で
できるだけ素早く、雑菌がつかないように操作をします。

で、問題のシチュエーションは、
細胞さんが入った培地を吸い取るのに使うピペットの先。
チップっていって、着脱可能な部品?なんですが
このチップが、ふとしたはずみで、
培地のボトルとかクリーンベンチの表面なんかに
ちょっと触れてしまうときがあります。

こういうときは、迷わずチップを新品に取り替えます。
で、長らく思ってたのが、
はたして、この時5秒ルールは成り立つのか?
3秒では?1秒では?0.5秒では?????

実験するつもりはないですが、
ひそかに気になってます。

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