細胞さんは、フラスコの底でどんどん増えて、
フラスコの底、ほぼ一杯になりました。
というわけで、今日は、広いお家(フラスコ)に引っ越しです。
細胞さんをPBSっていう液で洗ってあげて、
トリプシンという酵素を反応させると、
細胞さんはフラスコからはがれます。
遠心機で細胞を洗ってあげて、新しい培地で一休み。
この細胞全部を引っ越すと、すぐフラスコ一杯になるので、
1/10位の量の細胞さんを測り取り、
新しい培地がはいった数本のフラスコに加えます。
これで引っ越し完了。
この細胞さんの引っ越し作業を「継代」と呼んでます。
細胞さんの増えるスピードを考えて、時々やっています。
継代は、一週間に1−2回くらいが普通でしょうか。
で、継代をした回数を継代数って呼んでます。
継代数が多ければ多いほど、細胞さんを長く培養してるってこと。細胞さんの年齢みたいなものですね。
世の中普通に使われてる、がん細胞由来の細胞さんとかは、
いつまでも増え続けるので、継代数はどんどん増えていきます。
現役バリバリの、すんごい年寄りもみかけます。
でも、
「今度使う白雪姫には、ちょっとした細工がしてあるので、
ある継代数まで行くと、多分データがとれなくなるよ」
と、白雪姫のお父さん?の研究者は言ってました。
白雪姫、目覚めてしまうと、いつまでもお姫様ではいられない。
厳しいなぁ。
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