薬作り職人のブログ
製薬会社研究者の視点から見たいろんな話。
はらへった、ねむい、はよおわらんか
実験に使う栄養液があるのですが、
そのまま置いておくと、雑菌が生えてすぐ腐ってしまうので、
作ったあとに、すぐ吸引ろ過をして雑菌をのぞきます。

ろ過をするときは、ろ過器ってのを使います。
ろ過器を真空ポンプにつなぎ、
深紅ポンプの吸引力で、ろ紙に液体を通し、ろ過をします。

さて、私の使う部屋には、3台真空ポンプがついてます、
この3台、機種がバラバラです。ということは、性能もバラバラ。
吸引力がそれぞれ違います。
吸引力が違うということは、ろ過のスピードが違うということ。
一番強いポンプだと10分、一番弱いポンプだと30分かかります。

この差は大きい。。できれば一番強い真空ポンプを使いたい。
ということで、朝一番に実験室に乗り込んで、
さっさとろ過を済ませるようにしています。

今日は、、先を越されました。遅いポンプしか使えません。
ろ過の待ち時間が長かったなぁ。
何回か液を入れ替えなくちゃいけないんで、
席は離れられないし、ぼーっと液体が落ちるのを見てるだけ。

無心無想、禅の世界ってのはこんなんだろか?
しかし、凡人の私には、はらへった、ねむい、はよおわらんか。
っていう雑念しか浮かんできません。

出来るヒトは、こんなときに実験のアイデアがふっと浮かぶんだろうな。はやく、そんな体験をしてみたいものです。
いろいろ解決しないといけない問題があるんで、、

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