薬作り職人のブログ
製薬会社研究者の視点から見たいろんな話。
ソムリエが語る薬の味
日経メディカル5月号に、イタリア料理店のソムリエが語る薬の味、というデータがありました。プロが語る、小児用抗菌薬の味見の結果は、いかに。

ケフラール
味と香りのバランスが良い、解けにくく口内にざらつきが残る。

セフゾン
甘いイチゴ味。口内ですぐ溶け、苦みがない。

セフスパン
柑橘系のレモン味。口に残る風味。

メイアクト
オレンジまたはマンゴーに似たトロピカル系の香り。苦みが後から出てくる。駄菓子の味がする。

バナン
口内で溶けやすい。オレンジ系の風味があるが、鋭い苦みがあり、次第に刺すような苦さに変わる。

クラリス
以前より苦みが改善。2種類の粒子があり、大きい方はざらざらして苦みが残る。粒子は口にへばりつかないが、大きな粒子はむせる子供がいるかもしれない。

リカマイシン
最初はオレンジ系の味がするが、後にアニス系のスーッとする味に変わる。やさしい味。

ホスミシン
昔の駄菓子を思わせる味。味の舌抜けがよく、香りも持続する。

駄菓子の味、というのが目立ちますね。子供は好きなんですよね、あの手の味。でも、おいしいようでやっぱり苦い薬もあるようで、子供たちも大変です。

小児用の薬作るときの味見は、誰がやってるんだろう?大人がおいしくても子供には苦手な味があるかもしれないし。。結構大変な仕事のような気がしますが、ソムリエじゃないだろうけど、専門のスタッフがいるのかな?

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