薬作り職人のブログ
製薬会社研究者の視点から見たいろんな話。
二十歳、薬理学を志す。
今日は成人の日。
二十歳のみなさん、おめでとうございます。

私も十数年前、成人の日を経験しました。
といっても、成人式自体は同窓会みたいなものだったので、
写真とって、おしゃべりして、みんなで深夜ドライブして
あっという間に終わってしまいましたが。
今も昔もそんなものなんでしょうかね。

今、商売道具?となってる薬理学を志したのは
ちょうど二十歳の今頃でした。

薬学部の授業では、
物理化学、有機化学、生化学、生理学、薬理学、分析化学、製剤学、、、
とにかくいろんな科目がありました。
私は有機化学と生理学が好きだったのですが、
さて将来研究を志すにはどっちがいいのか、迷いました。

有機化学は新しいものを創り出す、
生理学は新しいものを探し出す。
どっちも面白いし、できれば両方やりたいな。

でも、よくよく考えてみたら、こんな答えがでました。
薬理学はその両方を満たすことができるのでは?

薬理学の目的は、薬の作用メカニズムを見つけ出す。
薬理学の考え方をつかえば、新しい薬を見つけ出す(創り出す)ことができる。

ふむ。これだ。ということで薬理学を志すことに決定。
それからの4年間、腰を据えて薬理学を勉強することができました。

4年時の研究室配属の時は、
じゃんけんという厳しい(笑)選考がありましたが、
なんとかこれを勝ち抜いて無事、薬理学の研究室に配属。
そして今の私があります。

二十歳のころは、色々未来を考える余裕がありました。
今の私は、そんな余裕はないみたいです。寂しいな。

それでも、バラ色の未来を考えるほど楽天家ではない私でも
いつか何かを創り出すことができるという希望だけは、常に持ちたいと思ってます。


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薬理学の教科書「New薬理学」私の頃は、表紙が緑色でした。