薬作り職人のブログ
製薬会社研究者の視点から見たいろんな話。
いびき
いびきうるさいと受験生 東北大で監督者が居眠り

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060312-00000114-kyodo-soci

試験監督って、暇なんだろうな。
試験監督が寝てたら、カンニングする受験生もいたかも。
一応試験は公正に行われたということですが。。。

受験生がいびきかいたらどうなるんだろ
ペナルティあるのかな?
リュープリンー3ヶ月効く薬
1回の注射で3ヶ月効く薬、なんかすごいですね。
この薬はリュープリン(武田薬品、主成分 酢酸リュープロレリン、薬価 11.25mg注1筒キット =97417円)。リュープリンは、前立腺がんの治療薬です。リュープリンは前立腺がんの重要な治療薬として位置づけられており、武田薬品の主力製品となっています。

リュープリンが優れている点は、リュープリン製剤の使いやすさにあります。「リュープリンSR注射用キット11.25」という注射剤は、12週間に1回の投与で、前立腺がんの治療を可能としています。12週間といえは、3ヶ月くらい。リュープチンの注射は3ヶ月に一度でよいのです。

リュープリンの主成分の酢酸リュープロレリンは、消化管で分解される可能性があり、飲み薬にはできません。したがって、リュープリンは注射で投与しなくてはいけません。一方、抗がん作用を示すには、リュープリンが長時間にわたり体内に一定の量を保つようにしなければいけません。したがって、通常の注射製剤では、毎日注射しなければいけません。これは、患者にとっても医者にとっても、手間がかかり使いづらいものです。

そこで、「長期間体内に残るような注射剤」が作れないか、というニーズが高まりました。そして、研究の末に出てきたのが「徐放剤」です。長期間にわたり薬剤を徐々に放出する薬(製剤)を徐放剤といいます。

リュープリン徐放剤のメカニズムは以下の通りです。リュープリン注射液のなかには、直径100分の1mmのマイクロカプセルが入っています。このマイクロカプセルは乳酸とグリコール酸の混合物で出来ています。このマイクロカプセルとリュープリンの主成分である酢酸リュープロレリンは、緩く結合しています。体内(皮下)に投与すると、このマイクロカプセルは徐々に溶け始めます。溶け始めた部分から酢酸リュープロレリンが外れて、血液中に薬剤が放出されます。

マイクロカプセルの溶ける速度は一定なので、体内の薬剤量も一定に保たれます。「リュープリンSR注射用キット11.25」の場合は、12週間にわたってマイクロカプセルが溶けていくので、この間、体内の薬剤量が一定に保たれます。

というわけで、リュープリンは大変便利な薬です。現在では、様々な薬について徐放剤の開発が行われています。薬を飲む(注射する)回数は、できるだけ少ない方がいいですもんね。といって、3ヶ月ともなると忘れちゃいそうですが(笑)


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