週末は、気分転換に庭の芝生の手入れをするのを日課としています。芝刈り、水やり、雑草抜き。これをこなすと大体2時間くらい。平日のいろんなゴタゴタも、庭仕事の間は頭から離れてくれます。「無心になれる2時間」は、私にとってとっても大事な時間です。手入れがひと通り終わってスッキリした庭を見ると、心のなかもスッキリする感じ。
今日の手入れが終わったあとの庭は、こんな感じ。娘の「ポカポカおひさまのしたで本を読みたい」という希望に答え、物置から椅子を出してきました。
3月はとても暖かく、今年は芝生がグングン伸びると思っていました。しかし、4月から5月前半にかけては、例年に比べ気温が低い日が延々と続き、芝生の伸びもいまいちよくありませんでした。芝生の伸びがわるいと、その分、雑草がどんどん生えてきます。そのため、今年の庭仕事のほとんどが雑草抜き、という状況です。芝生が十分生え揃って、ある程度の密度を保つことができれば、雑草の種が飛んできても地面につくことができないので雑草も育たないのですけどね。。
ただ、一番無心になれるのが「雑草抜き」のときなんで、これはこれで楽しみ(?)が増えているという状況でもあります。芝生の中に埋もれている「芝生によく似た雑草」を見つけ出し引っこ抜くのは、白髪を探しだして抜くのと同じ感覚で、一度始めるとやみつきになります。抜き始めると、どんどん目に入ってきて(目がなれるという感じ?)、やめようにもやめられないという状況でしょうか。
今のはやりは、スズメノカタビラ、カタバミ、ツメクサ(写真取る前に抜いちゃいました)。一週間経つと、すくすく生えてきます。2週間おきだと、抜ききれなくなりそうな勢いなので、週末のお天気はとっても気になります。
今日も、沢山雑草を抜いて、芝を刈って、たっぷり水をまきました。今週からは、気温も平年並になりそうで、梅雨が始めるまでには、芝生も例年どおりにまで育ってくれるんじゃないかなと思います。
今日は息子の入学式に行ってきました。昨日の春の嵐から一転、今日は春の日ざしが照りつける暖かい日となりました。この春から、息子は高校生。高校入試を乗り越えて、ようやく待ちに待った高校生活の始まりです。
息子は、電気回路とか薬学とか英語とか、とにかく、いろんなことに興味があるようです。ただ、息子の興味を満たすには中学校での授業・知識は、少々物足りないものがあったかもしれません。これからの高校生活では、それら興味を満たすために必要な知識・考え方がたくさん手に入ります。勉強の内容は、中学よりは段違いに難しくなりますが、それはより広く深い知識を得るための(知的)体力がつくことを意味します。そして、体力がつけば、ちょっぴり大人の学問を覗き見できる、そして、もう少し足を伸ばせば、大人の学問のドアを開けることだって可能です。
息子は、進学実績とか偏差値ではなく、自分のペースで自分のやりたい勉強ができる学校という判断基準を自分で作り、それに沿う学校を自分で選びました。その判断は正しかったと思います。
高校生活の三年間で、息子がどこまでたどり着けるかはわかりません。ただ、最初から「大学入試がゴール」と考えるのは、ちょっともったいないかもしれません。「問題が解ける」だけでなく、「自分のやりたいことを見つける」「それを知るためにいろんなことを知る」ことができる高校生活にして欲しいです。
「自分のやりたいことを見つける」ための手段は勉強だけではありません。学校生活の中でのいろいろな人との関わりあいからも、いろんなことを手に入れることができます。学校にはいろいろな価値観・考え方を持った人がいます。そのような人と、いろんなことを話し、考え、時にはぶつかりあうなかから、自分がやりたいことの「芯」を作り出していって欲しいと思います。
Author:薬作り職人
十数年、新薬の研究に携わる研究者(薬理系)でした。2012年4月から、企画職として、新薬のアイデア作りなどの仕事に取り組むことになりました。
薬学生向けの季刊誌MILで、「名前で親しむ薬の世界」「薬作り職人の新薬開発日記」って言うコラムを連載してました。
観光地で売ってるミニ提灯集めてます。妻子持ち(2児の父)、嫁さんからぐうたら亭主と呼ばれます。
薬&提灯 詳しくは
病院でもらった薬の値段
http://kusuridukuri.cho-chin.com/
お薬の名前の由来
http://drugname.onmitsu.jp/
ミニ提灯データベース
http://kentapb.nobody.jp/
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